内容説明
和語は誰もが今日から活かせる、おおらかで豊かな生き方を手に入れるための指南書。「論語は難しい」「論語は古臭くて、堅苦しい」と思っている方にこそ読んでいただきたいと、サラリーマンとしての身近な経験を例に挙げながら、やさしく解説。学者や専門家でもない、一介の元サラリーマンが論語と出会い、学びを実践していくなかで得たよろこびを、一人でも多くの方に伝えたいと執筆。本書では、論語全編を解説した前著『あしたへの論語』のなかから、入門編として厳選した55話を紹介。西日本新聞連載の好評コラム、待望の書籍化!
目次
学而編第1章 人生の目的は人格を高めることにあり
学而編第2章 人間関係の始まりは年長者を敬うことから
為政編第13章 誠の旗印を高らかに掲げる
為政編第15章 自分の体験だけに頼れば危険な人に
八〓編第5章 諸葛孔明にみる理想のリーダー像
八〓編第18章 社会人になったら大人の対応を
八〓編第19章 尊重し合う職場は魅力的
里仁編第3章 怒りには私憤と公憤とがあり
里仁編第12章 「もうこりた」の精神で
里仁編第16章 利益は信用の足し算なり〔ほか〕
著者等紹介
松〓昇[マツザキノボル]
昭和29年2月熊本県に生まれる。京都外国語大学卒業。昭和53年熊本市役所入庁。平成16年に熊本市名誉市民・安永蕗子先生の論語講座を受講。以後、先生に師事し本格的に論語の研究をはじめる。平成26年熊本市役所退職。平成29年『あしたへの論語』(梓書院)を出版。現在は熊本市国際交流会館、NHKカルチャーセンター、熊日生涯学習プラザ、熊本市花園公民館などで論語講師をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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