内容説明
日本統治下時代、日本人と朝鮮人とはどのような関係にあったのか。朝鮮での学校の様子はどうであったのか。日本統治下の朝鮮の学校教育という制度の中に身を置き、子どもたちと関わりながら、戦中、戦後の激動期を気丈に生きた一人の女性教師の足跡。その中から朝鮮統治のありのままの姿が見えてくる。
目次
第1章 朝鮮半島に渡った父
第2章 窮乏生活
第3章 榮山浦南小学校
第4章 月見小学校
第5章 引き揚げ
第6章 終戦後の暮らし
著者等紹介
上野幹久[ウエノミキヒサ]
昭和24(1949)年、福岡県朝倉市(現)に生まれる。福岡教育大学卒業後、久留米市内の小学校に勤務。福岡教育大学の附属小学校や久留米市教育委員会などを経て、平成11年に久留米市立の小学校校長となる。11年間の校長生活を送り、退職後は同市の教育センターに勤務。また、福岡教育大学後援会長を務める。平成27年度まで2年間八女郡広川町教育研究所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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