内容説明
フナがいた。コイがいた。ウナギがいた。オイカワが群れ、サンショウウオが潜み、源氏ボタルが乱舞した。高度経済成長前の、日本の農村の豊かな川の営みが、みずみずしい文章と絵で鮮やかによみがえる。佐賀県武雄市若木町。約50年前の、川の豊かな生き物たちとのふれあいを綴った、思い出の断片集。
目次
オイカワを誘う
獲物が泳ぐ池
湯ノ口の堰
避病院橋
ウナギの鈴釣り
シジミ釣り
サンショウウオさがし
ザリガニ釣り
シイコマンジャ池
嫌われもののギュウギュウ〔ほか〕
著者等紹介
松尾政信[マツオマサノブ]
1950年、佐賀県武雄市若木町生まれ。武雄高校卒業、熊本大学法文学部卒業。1977年、コピーライターとして(株)西広入社。長崎支社を皮切りに、本社クリエイティブディレクター、マーケティング・SP・CR局次長、営業局長、取締役総務局長等を経て、2009年6月同社代表取締役社長就任。2013年6月同社長退任。2010年度、2011年度の二期、九州広告業協会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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