内容説明
国境の島・対馬を起点に、福岡・東京と活動の場を広げ、日韓をつないだ在日コリアンの物語。終戦直後に発生した壱岐・芦辺港の朝鮮人遭難など興味深い史実も掘り起こした労作。
目次
序章 壱岐・芦辺港の悲劇
第1章 慶州から日本へ
第2章 在日同胞と祖国
第3章 在日同胞の位置
第4章 李承晩と朴正煕両大統領
第5章 民族運動のうねり
第6章 多忙な東京暮らし
第7章 人権と同胞の将来
著者等紹介
嶋村初吉[シマムラハツヨシ]
1953年12月1日、大分県生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。西日本新聞記者。西南学院大学非常勤講師(2010‐2012年)、西日本新聞TNC文化サークル講師(2008年‐現在に至る)。九州の中の朝鮮文化を考える会代表、緑地連朝鮮通信使関係地域史研究会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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