内容説明
3・11の大震災の衝撃を経て、今、日本人だからできること、しなければならないこと。これからの若い人たちの可能性を示唆する。福岡工業大学社会環境学部教授による、問われる覚悟、哲学、生き方。
目次
第1章 希望
第2章 東日本大震災が起きた時代―日本は変化に対応できるのか
第3章 覚悟と哲学が求められている
第4章 「普遍的国家」をめざせ―世界の模範になる社会を形成するために
第5章 政治に本気で向かい合う覚悟
第6章 危機管理を考える
第7章 可能性を引き出す教育―強靱な国家をめざすには人材育成が基本である
第8章 現代における教育と社会の課題―未来社会をつくる若き人材育成のために
第9章 現代的思考の落とし穴―大局的、俯瞰的視点の欠落
終章 希望を持って極限に立ち向かおう―不可能を可能にする希望への道
著者等紹介
高多理吉[タカタマサヨシ]
1943年、鳥取県倉吉市生まれ。香川大学経済学部卒業後、ジェトロ(日本貿易振興会、現日本貿易振興機構)を経て、2001年、福岡工業大学社会環境学部教授。2007年、同・大学院社会環境学研究科教授(学部教授併任)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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