目次
邪馬台国の鏡―三角縁神獣鏡の謎を解く(三角縁神獣鏡は卑弥呼の鏡か;三角縁神獣鏡の形態と分布・出土状態;中国製か日本製か;新しい研究方法;三角縁神獣鏡の祖型と系譜;三角縁神獣鏡の銘文;三角縁神獣鏡、国産の可能性)
初期大和政権は統一国家ではなかった
三角縁神獣鏡の謎を解く 邪馬台国の鏡―年号や銘文があれば魏鏡と言えるか‐同笵・同型鏡(踏み返し鏡)の銘文をめぐって
邪馬台国論争は決着がついたか 卑弥呼の鏡は九州北部の後漢式鏡であって、三角縁神獣鏡ではない
後漢鏡の東漸と「銅鏡百枚」―邪馬台国の東遷‐平原・吉野ヶ里から纒向へ
著者等紹介
奥野正男[オクノマサオ]
1931年札幌市生まれ。古代学者。1988年~93年佐賀女子短期大学非常勤講師。1994年~2002年宮崎公立大学教授。2005年~06年韓国ウルサン大学客員教授。筑紫古代文化研究会代表、邪馬台国を考える会会長、東アジアの古代文化を考える会会長。邪馬台国九州説を唱えて多数の著書を著す。1980年『季刊邪馬台国』創刊一周年記念論文で最優秀賞受賞。1981年第6回郷土史研究賞特別賞受賞。また、旧石器捏造事件を扱った『神々の汚れた手』(梓書院刊)で2004年毎日出版文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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