内容説明
時空を超えた邪馬台国(連合)と狗奴国の対立関係を軸に歴史を見ると、古代の歴史的事象が矛盾なく理解できることが分かった。この歴史観に基づいて、天照大神神話、三角縁神獣鏡、倭鏡、銅鐸・銅矛などの青銅製祭器、古墳の被葬者と大和王権の関係などについて、種々論考してみた。
目次
第1章 三角縁神獣鏡の文様の画像解析(謎の文様、笠松文について;謎の副文帯、獣文帯について;天王日月について;唐草文帯をもつ三角縁神獣鏡;「大」が旁の「龍」字について ほか)
エピソード
第2章 壹與の邪馬台国、卑弥呼の銅鐸(天照大神(鏡)の誕生とその改鋳
狗奴国による大和王権の樹立
卑弥呼の死
壹與の邪馬台国
卑弥呼の銅鐸 ほか)
著者等紹介
宮崎照雄[ミヤザキテルオ]
1949年3月20日生まれ。東京大学大学院農学系研究科修士修了、農学博士。現在、三重大学大学院生物資源学研究科生物圏生命科学科教授、水族病理学(魚の病気)を研究。学術論文・著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。