目次
第1章 慰安婦と医療の係わりについて(いとぐち;2007年7月30日米下院決議についての日本の立場;主にヨーロッパ諸国と日本の売買春の係わり;性病対策の変遷;おわりに;参考文献)
第2章 花柳病ノ積極的豫防法(緒言;娼婦;検黴;アルコール飲料;禁慾;花柳病ノ認識;狭義ノ予防法;患者ノ取扱;結言;英訳;戦線女人考(『上海より上海へ』))
第3章 「慰安婦問題」の問いかけているもの
著者等紹介
天児都[アマコクニ]
1935年2月24日生まれ。1959年3月九州大学医学部卒業(産婦人科専攻)。1960年4月九州大学大学院入学(1963年7月学位授与される)。1967年7月医療法人親愛天神クリニック産婦人科勤務(2001年3月まで)。1983年10月福岡県婦人問題懇話会委員(1987年10月まで)。1984年7月九州大学医療技術短期大学非常勤講師(1993年3月まで)。1990年より(学)福岡女学院理事、福岡市医師会産婦人科医会学術担当理事
麻生徹男[アソウテツオ]
1910年1月7日生まれ。1935年3月九州帝国大学医学部卒業(産婦人科専攻)。1937年11月応召。陸軍衛生部見習士官として14号兵站病院勤務。中国各地を移動。1941年4月召集解除。1942年1月独立野戦高射砲第34中隊付。12月ラバウル上陸。1943年医学博士号授与さる。1946年4月召集解除。6月麻生産婦人科医院再開。1947年3月福岡助産婦学校長就任(1952年3月閉校)。福岡YMCA主事代行、福岡女学院理事、福岡中部教会日曜学校長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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