内容説明
荒戸東照宮の跡に建立された光雲神社は筑前国全体の祭神でもあった。福岡藩藩主黒田長政の「遺言」と黒田忠之の「日記」から福岡城天守の実在にせまる。
目次
1章 福岡城の天守破却と天守再建
2章 二代藩主黒田忠之と福岡城天守・荒戸東照宮
3章 寛永十五年『忠之公御代日記』文書をどう読むか
4章 『光雲神社々誌』と報古会
5章 光雲神社西公園遷座百年記念
6章 遷座式と三百年祭・大嘗祭主基斎田
附記1 母里太兵衛・後藤又兵衛及び合元寺と浄念寺
附記2 博多どんたくと「福岡城演舞台」
著者等紹介
荻野忠行[オギノタダユキ]
1939年生。九州大学文学部卒。宮崎県立・福岡市立高校教諭。福岡市教委高校担当主席指導主事。藤香会常任理事。鴻臚館・福岡城跡歴史・観光・市民の会学術部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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