内容説明
貧困はアリ地獄だ!!働けど、働けど低賃金、足を踏み外せば路上生活者。セーフティネットは穴だらけ。
目次
1 貧困問題に立ち向かう「もやい」の活動
2 住まいの貧困
3 ハウジングプアと貧困ビジネス
4 「生活保護」は人を救えるのか?
5 相談者たちの壮絶な半生
6 人はなぜ貧困に陥るのか?
7 貧困と自己責任
8 貧困と日本の未来
著者等紹介
稲葉剛[イナバツヨシ]
1969年広島県生まれ。東京大学教養学部教養学科卒。NPO法人自立生活サポートセンター・もやい代表理事。学生時代より平和活動に参加。94年より東京・新宿のホームレス支援に参加。2001年、幅広い生活困窮者の支援をするため湯浅誠と共に「もやい」を設立。現在はホームレスだけでなくあらゆる貧困問題の相談、対処に明け暮れる日々を送る
冨樫匡孝[トガシマサタカ]
1978年生まれ。NPO法人自立生活サポートセンター・もやいスタッフ。高校卒業後、家を出て新聞奨学生、コンビニ店員など職を転々とするも最後はホームレスに。2006年「もやい」に相談したことを契機にボランティアとして参加。現在は「もやい」のスタッフとして、これまでの経験を活かし若者の生活相談、居場所作り、講演活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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