白洲スタイル―白洲次郎、白洲正子、そして小林秀雄の“あるべきようわ”

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784870319394
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

白洲次郎、白洲正子、そして小林秀雄が歩いた道を、―今、白洲信哉のスタイルで歩きだす。

目次

第1章 白洲信哉の時間(自分の部屋での時間;骨董は預かり物;外国人のような眼;イギリス暮らしで日本語に目覚める;中二階の書斎;モノとの時間;白い壺;子どもの頃の時間;坂の家;小林秀雄との時間・将棋相手;白洲次郎との時間・どてらでウイスキー;ほどよい距離;白洲正子との時間・祖母との旅;小林の祖母との時間;考古学の時間;イギリスの食卓の時間;総理大臣秘書の時間;妻、息子、父母、妹のことなど;ひとりの時間;祖父母たちとの対話の時間;大洪水後;そして今、これから先の時間)
第2章 茂木健一郎と白洲信哉の対談(もてなしの時間)
第3章 モノと向い合う時間(骨董との出会い;初めて買った骨董;骨董商との付き合い;骨董の楽しみは、いじくり回すこと;僕の「遊び」の哲学;美術館・博物館・展覧会での時間;李朝陶磁器への愛着;最後は酒器に極まる;夢うつつ…能の世界;日本の神々を訪ねる旅;今、神々が弱っている;神と仏が同居した千年の知恵)
第4章 心地よい時間(「食」の時間;白洲家の食材;白洲家のもてなし;「酒」の時間;「茶」の時間;行きつけの店の時間;お金の事;「装い」の流儀;僕の車;「旅」の時間;ときには海外へ;何処へ)

著者等紹介

白洲信哉[シラスシンヤ]
1965年、東京都生まれ。細川護熙首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方で日本文化の普及につとめ、書籍編集、デザインのほか、さまざまな文化イベントのプロデュースなども手がける。父方の祖父母は実業家の白洲次郎と随筆家の白洲正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデミン@もも

39
細川元総理が総理大臣だった頃に秘書をしていたとか納得。同じ匂いがする。2016/04/24

Kaho

9
作者本人の生き方を決めた指南者や尊敬する人物に焦点を置いて、考え方を述べたもの。かつて読んだものと似ているが、しいてあげるなら「能」。これは音楽に似ていて、数をこなしていくと「耳利き」になる。いいものはわかるのだ。「能」も数をドンドンこなせばわかるようになると。敢えて潜入感を植え付けることなく純粋に楽しむ。そうすることによって「目利き」になるらしい。そして、良きものには何度向き合っても良いと思えばそれでいいのだと…2015/05/04

ぽこぺん

4
好きなように生きてスタイルを確立させていく。それで家族共々生活できているのだからすごい。なかなか出来ない事ですよ。2010/11/18

トラ吉

4
白洲次郎のスタイルではなく、お孫さんである作者自身のスタイルだったのですね。ビッグネームを祖父母に持つことは大変ですね。でも、さすがに、こだわりを持って生きていらしゃいますね。2010/01/10

雨巫女

3
同い年とは、思いませんでした、小林秀雄さんのお孫さんでもあるとは、知りませんでした。3人にお逢いしてみたかった。2009/09/24

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