内容説明
白洲次郎、白洲正子、そして小林秀雄が歩いた道を、―今、白洲信哉のスタイルで歩きだす。
目次
第1章 白洲信哉の時間(自分の部屋での時間;骨董は預かり物;外国人のような眼;イギリス暮らしで日本語に目覚める;中二階の書斎;モノとの時間;白い壺;子どもの頃の時間;坂の家;小林秀雄との時間・将棋相手;白洲次郎との時間・どてらでウイスキー;ほどよい距離;白洲正子との時間・祖母との旅;小林の祖母との時間;考古学の時間;イギリスの食卓の時間;総理大臣秘書の時間;妻、息子、父母、妹のことなど;ひとりの時間;祖父母たちとの対話の時間;大洪水後;そして今、これから先の時間)
第2章 茂木健一郎と白洲信哉の対談(もてなしの時間)
第3章 モノと向い合う時間(骨董との出会い;初めて買った骨董;骨董商との付き合い;骨董の楽しみは、いじくり回すこと;僕の「遊び」の哲学;美術館・博物館・展覧会での時間;李朝陶磁器への愛着;最後は酒器に極まる;夢うつつ…能の世界;日本の神々を訪ねる旅;今、神々が弱っている;神と仏が同居した千年の知恵)
第4章 心地よい時間(「食」の時間;白洲家の食材;白洲家のもてなし;「酒」の時間;「茶」の時間;行きつけの店の時間;お金の事;「装い」の流儀;僕の車;「旅」の時間;ときには海外へ;何処へ)
著者等紹介
白洲信哉[シラスシンヤ]
1965年、東京都生まれ。細川護熙首相の公設秘書を経て、執筆活動に入る。その一方で日本文化の普及につとめ、書籍編集、デザインのほか、さまざまな文化イベントのプロデュースなども手がける。父方の祖父母は実業家の白洲次郎と随筆家の白洲正子。母方の祖父は文芸評論家の小林秀雄(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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