内容説明
戦後未曾有の軍事危機に直面する日本国民に向けた、前航空幕僚長による警世の書!人間、田母神俊雄のライフストーリーから、更迭問題をめぐる衝撃の真相、自衛隊流のリーダー学まで赤裸々に綴った渾身のノンフィクション。
目次
第1章 退役空将の優雅ならざる日々
第2章 ノンポリ自衛官・青春篇
第3章 世界史的激動の中で
第4章 志は高く、熱く燃えよ!
第5章 防衛省を壟断する“なんでも官邸団”
第6章 実録・田母神更迭騒動
著者等紹介
田母神俊雄[タモガミトシオ]
1948年7月生まれ(60歳)福島県郡山市出身。防衛大卒業後、航空自衛隊に入隊。統合幕僚学校長、航空総隊司令官などを歴任。2007年、航空幕僚長に就任。アパグループの懸賞論文へ応募した作品が日本の過去の侵略行為を正当化する内容で、政府見解と対立するものであったことが問題視され幕僚長を更迭、定年退職する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
6
部下を庇えない上官についていくことはできない.特に,生命のやりとりをする可能性のある軍隊であればなおのこと上官は部下をかばう必要がある.トップというものは責任を取るためにいるのであり,そのことを忘れてはいけない.たとえ命令に従わなかった相手でも,対外的には庇う姿勢を打ち出すべきであっただろう.2010/10/20
dysphagia
3
賛否は当然あるだろうし、それは読んだ者が決めれば・考えればいいことだが、今の我が国には氏のような考え方を声高に言う人が必要であることは間違いなさそうである.2010/04/15
たかひー
2
★★★★ 他の著書と内容が重複する部分も多々あるが、面白かった。特に上に立つ者の気構えを説いたところは勉強になる。2016/07/04
寅次郎
2
多数の意見もあると想いますが、私は正論だと想います。2010/03/12
ひろただでござる
0
胸のつかえが下りたような読後感!少しずつ変わってきてるように思うけど、どうなる日本?2014/01/24