内容説明
仕事、片づけ、ダイエット、習いごと、禁煙…。何かを変えようとしたり、重要な決意をしたり、良くない習慣を改めようとすると、きまって心のどこかでサボりたいという声がする―。そうです、これが「豚イヌ」の正体なのです。「豚イヌのささやき」に気をつけて!ドイツで100週以上に渡ってロングセラー。
目次
第1章 豚イヌの特徴をよく知ろう!
第2章 豚イヌのトリックと戦術とは?(『豚イヌ学の20のポイント』で、豚イヌを研究する!)
第3章 豚イヌとの上手なつき合い方(豚イヌを受け入れよう;言葉のもつ力;動機づけるための高度なテク;戦略的に必要な知識―5つのステップ;生活習慣を変えるために;そのほかのヒント―仲間さがし、関わり合い、投資 ほか)
著者等紹介
ミュンヒハウゼン,マルコ・フォン[ミュンヒハウゼン,マルコフォン][Munchhausen,Marco Freiherr von]
大学で法律、心理学、コミュニケーション学を学ぶ。法学博士。現在、セルフマネージメントのコンサルタントとしてセミナーを主宰。講演でも活躍している。18世紀にドイツで実存した、かの有名な「ほらふき男爵」のモデル、ミュンヒハウゼン伯爵の子孫でもある。ドイツ生まれのイタリア育ち。今は、家族とドイツのミュンヘンに在住
小川捷子[オガワショウコ]
大学卒業後、ドイツ、アメリカに留学。帰国後、通訳、航空会社勤務を経て、現在フリーランスで翻訳に携わっている
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感想・レビュー
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ポン・ザ・フラグメント
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この手の本を読んで初めてやれそうな気がする。「豚イヌ(なまけ心)」は敵じゃないし、自分のことをいちばん考えてくれている存在だという前提に納得。「豚イヌから逃げ出すことはできない」「ずっと閉じ込めたままにはできない」――ほんと、そのとおりだよなあ。克服するのではなく「一緒に暮らす」のか、そうかそうか。主導権を渡さなければいいんだね、なるほど!2015/01/15
Masataka Shindo
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誰しもが自分の中に飼っている「豚イヌ」。その特徴は、主人の立てた計画を妨害すること。豚イヌは、普段ありとあらゆる手段を使って主人を妨害します。「そんなの無理だよ!」「準備ができてからにしようよ」「休んだ方が楽だよ」...etc。自分自身の中の豚イヌの特徴をよく知り、上手に付き合って行くための本。豚イヌのいうがままだと、腐ってしまうぞ。2013/05/29