内容説明
失くしてしまった“大切な何か”を探す私が、海辺で出会ったのは、子供のような笑みを浮かべた不思議な男性だった…。人生の扉を開く『真実のことば』とは?一冊の本に導かれた「私」がたどった、奇蹟と癒しの12日間の物語。
著者等紹介
バンバーレン,セルジオ[バンバーレン,セルジオ][Bambaren,Sergio]
1960年12月1日、ペルーの首都リマに生まれる。高校卒業後、テキサス大学で化学工学の修士号を取得。海と旅を愛し、サーフィンをするために中央アメリカ、メキシコ、カリフォルニア、チリ、ペルーなどへ旅するようになる。大学を卒業してペルーへ戻るが、その後、オーストラリアのシドニーに移住。ある多国籍企業に就職し化学製品の販売責任者となるが、以後も「完璧な波」を求め、バリ島、ニアス島、ジェフリーズ・ベイ(南アフリカ)、アガディール(モロッコ)、フィリピン、オーストラリア、ニュージーランドなど、世界各地の海岸に旅をする。1996年、旅先で出会った一匹のイルカにインスピレーションを得た小説『The Dolphin』(邦訳『ドルフィン 海は、夢をかなえるところ』PHP研究所刊)を自費出版。これが二十七ヵ国語に翻訳され世界中で四百万部のベストセラーとなる。現在は、故郷のペルーに在住。作家としての活動のかたわら、美しい海とクジラの保護活動のための環境保護団体「青い世界」の副会長を務め、イルカの保護にも大きな関心をよせている
山川紘矢[ヤマカワコウヤ]
1941年、静岡県生まれ。65年東京大学法学部を卒業し、大蔵省に入省。マレーシア、アメリカなどの海外勤務を経て、大蔵省財政金融研究部長を務め、87年に退官。現在は翻訳家
山川亜希子[ヤマカワアキコ]
1943年、東京都生まれ。65年東京大学経済学部を卒業。結婚後、夫・紘矢と共に海外生活を体験。マッキンゼー・アンド・カンパニーなど外資系会社勤務を経て、現在は翻訳家
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