光の滑翔―CD開発者の魂の軌跡

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784870315624
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

CD(コンパクト・ディスク)開発プロジェクトのチーム・リーダーである「私」が開発過程でしばしば見る悪夢とは?旅先のスイスで出遭った「女神」とは?そして「運命の法則」とは?やがてそれらが一本の赤い糸で繋がれていることを「私」は知る…。CD開発者の内面の葛藤を描く、著者初の自伝的小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きをふし

1
書名の不思議さが絶妙。2022/09/27

takaaki

1
星2つ。技術開発史じゃなかったんですね。自伝的小説でした。2015/10/28

driver1988

1
いわゆるトンデモな人物ではない。そう見えてしまうのには、筆者が経験したCD開発に起因している。それにしても、CDの開発者がこんな事を体験し、考えていたとは驚いた。すんなりCDが生まれたわけではない。とあるエンジニアの数奇な人生から生み出されたものだったのだ。 本人は宗教染みていることを自覚しており、それでも自身の体験に確信を持っている。個人的にはもっと分厚い伝記を書いて詳細を語ってもらいたい。2010/10/20

しぇるぱ

0
ソニーがフィリップスと組んでCDの規格を決定した小説です。著者の本名が土井利忠、小説の中ではD博士として登場します。自分で自分のことをそう名乗っているわけではないが、呼びかけられる時、D博士と呼ばれます。文体は口述筆記の体裁で、全文、話しかけの語り口です。1978年2月、アトランタでヴィジタル・オーディオ・ディスクの国際規格を決める会議に出席しました。間違った国際規格に決定しそうになったところを、押し戻して、流会にさせました。以来、ヴィジタル・オーディオ・ディスクの国際規格の業界ではD博士の意見を尊重する2013/02/12

工作魂

0
デジタルオーディオ開発に纏わる史実を、小説の形式で語り掛ける書き方がされているのでとても読み易く、グイグイ引き込まれる。 仕事を振り返って、いろんなことが繋がっていると気づくことはエンジニアでなくても共感する人も多いと思う。 絶版ではあるけれど、とても良い本。2021/04/29

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