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内容説明
武器屋のあるじトルネコは、今日も朝から忙しい。エンドールに開いたお店は大繁盛。ところがある日…なんでもどえらい宝物が、世界のどっかにあるらしい…気になる噂を聞いたトルネコ、いてもたってもいられない。探しに行きたい、見てみたい。その洞窟の名は、不思議のダンジョン。商人トルネコ気合いをいれて、家族を連れて、どんどこどんどこ夢を追う。ゲーム「トルネコの大冒険」が小説となって再び登場。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山がち
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軽い読み物として大いに楽しめる。別にわざわざゲームシステムを説明する必要はなかったとは思うが(マス移動やターン制などは別に作品に反映されているわけではない)、村人や街の発展は細かに書かれており、またキャラクターもコミカルであり愛着が持てて楽しめる。しかしながら、一番良かったのは挿絵かもしれない。ところどころ、時には隅っこに書かれた挿絵は何とも可愛らしく、これが楽しみでページをめくったというところがあるかもしれない。全体的にボリュームはないが、その分水増しとかを感じずに、無理もなく詰め込まれていて良かった。2013/09/25