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内容説明
秋田を代表する民謡として誰もが知っている「秋田おばこ」。そのルーツはどこなのか?そもそも“おばこ”とは何か?稀代の民謡歌手・佐藤貞子の歌で全国区の人気を勝ち得た経緯など、知られざる「秋田おばこ」の謎を解き明かす。
目次
1 仙北の「おばこ節」の実相
2 「おばこ」とは何か―明治末・大正初期
3 おばこ節の発祥地はどこか―大正・昭和初期
4 「おばこ節論争」の背景と要因
5 暁村説をめぐって―昭和中期
6 全国の「おばこ節」
7 「秋田おばこ」の誕生
8 「秋田おばこ」のレコード化
9 「秋田おばこ」批判の流れから
資料編 各地の「おばこ節」(楽譜10曲)
著者等紹介
小田島清朗[オダシマセイロウ]
1950年岩手県生まれ。岩手大学教育学部卒業。1972年わらび座入座。翌年から五年間、民族芸術研究所に所属。1999年から再び同研究所員として、各県の民謡緊急調査録音のデータベース化や、芸能の調査・研究に従事。現在、あきた芸術村民族芸術研究所所長。日本歌謡学会理事・秋田県民俗学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。