内容説明
無人となった125の集落を訪ねて記録した『秋田・消えた村の記録』刊行から20年。復刊を望む多くの声に応え、同書のダイジエストに新たに調査した32集落を加え、ダム移転の集落は各ダムの概要を記述してまとめるなど、新たな構成で再び世に問う。全180の集落がたどった運命を通して、故郷とは何か、農業の意味、秋田の進むべき未来を考える。
目次
第1部 消えゆく集落編(大清水;石通;才田 ほか)
第2部 消えた集落ダイジェスト編(折戸;老沢;山田 ほか)
第3部 ダムに消えた集落編(森吉ダム;森吉山ダム;山瀬ダム ほか)
著者等紹介
佐藤晃之輔[サトウコウノスケ]
1942年、秋田県由利本荘市東由利老方字祝沢に生まれる。1970年11月、第4次入植者として大潟村に移る。農業。秋田ふるさと育英会代表。秋田県発明協会会員。秋田県歴史研究者・研究団体協議会会員。菅江真澄研究会会員。秋田県文化財保護協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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