内容説明
戦後、さまざまな理由から、数多くの集落が廃村となって、地図の上から、記録から、人々の記憶から消え去っていった。だが、住民がいなくなった、すべての廃村が野に還ったのだろうか……。調査の結果から見えてきた意外な事実とは。 名著『秋田・消えた村の記録』を基として、日本全国の廃村調査をライフワークとする浅原昭生が気鋭の研究者林直樹とともに県内69か所の廃村を調査し、考察を加えた意欲的な報告書。
目次
県全体
県北東部
県北西部
秋田市+県南西部
県南東部
県番外
県外
旅行記
著者等紹介
浅原昭生[アサハラアキオ]
職業訓練法人日本技能教育開発センター職員。Team HEYANEKO代表。昭和37年、大阪府生まれ。近畿大学大学院化学研究科博士前期課程修了。中学校、高等学校教師を経て、現在に至る
林直樹[ハヤシナオキ]
金沢大学人間社会研究域人間科学系准教授。特定非営利活動法人国土利用再編研究所理事長。昭和47年、広島県生まれ。京都大学大学院農学研究科博士後期課程修了、博士(農学)。横浜国立大学大学院環境情報研究院・産学連携研究員、東京大学大学院農学生命科学研究科特任准教授などを経て、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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