内容説明
“人口減先進地”秋田から変化と希望生み出せ。止まらない地方の衰退、進む東京一極集中…10年間の「地方創生」政策を検証し、この国の未来を模索する。
目次
プロローグ 人口一億人維持、どこへ
第1部 看板政策、ねじれた発進
第2部 強いられた競争
第3部 女性不在、若者不在
第4部 止まらない一極集中
第5部 本気だったのか
第6部 まだないしごとを興す
第7部 地域の触媒であれ
第8部 寛容、そして希望
第9部 リーダーよ起て
第10部 「地方創生」の先に
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
25
頑張っている地方に予算を配分するという考えは、よくわかるが、そもそも、頑張りたくない、頑張れないからこそ、地方に住んでいるのではないか。そして、給料も能力も高い立場が腕を組み、給料も能力も低い立場がみんな忙しくなってる状況で、どうして、中央を超えるようなアイデアや経営手腕が出てくるというのだろう。木に魚を求めているように思った。2025/07/10
makoto018
10
地方紙・秋田魁新報の特集を集約した1冊。「地方創生」は、地域づくりや町おこしと違い「日本列島改造計画」「ふるさと創生1億円」と同様に時の政権の政策であると定義。その功罪を精力的な取材で検証。地方への権限委譲で進んだ地方分権が、「地方創生」の交付金などで地方の自立志向を弱めてむしろ中央集権に戻った。結果、人口減少と地方の過疎化、中央への一極集中が加速したと分析。後半では、ボトムアップでの地域活性化や若年人口増などを達成した地域の事例を挙げ、取り組み次第で地方に希望はあるとヒントをしてして終わる。大変な労作。2026/02/22




