感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mr.lupin
43
単純明快に面白かった一冊。旅行の紀行文的なエッセイだが、イロイロな国々の話がチョッとづつ面白おかしく語られており、ホントに気軽に読了できた。しかし当たり前だけど世界は広いな。イロイロな歴史があり文化があり風習があったりする。そんな世界中の話が凝縮されたような一冊だった。 ☆☆☆☆★2020/07/06
ピンクピンクピンク
3
面白い!図書館ほんのまくら特集から「ロンドンで暮らしていたとき、配管工には何度電話をかけたかわからない」。探検家高橋大輔さんの秋田魁新報に掲載された世界探検エッセー集、特集冥利な出逢い方でした。価値観の違いを主にしてクスッときたり、なるほどなと首肯したりする話が満載でした。驚いたのがエチオピアでは1ヶ月30日で1年13ヶ月というエチオピア暦があり、365日中の5日間が13月でリピアと呼ばれる休みの日になっているそうです。日本の西暦と7年昔にずれていて、エチオピア暦では現在2010年。世界って広いな。2017/01/20
Ayaka Yamamoto
3
旅に限らず、読書・スポーツ・研究・アイドルのファン活動などなど、人生で出くわす多くのことにも、同じことが言える。「旅が旅へと連鎖していき、それに合わせて好奇心も万華鏡のようにきらきらと展開するものだから、その魔性に取りつかれた旅人は、いつまでも地球のあちこちをぐるぐる回り続けるということになるのである」 異文化に飛び込む醍醐味は、今までの「当たり前」がくつがえされること。常識・非常識がひっくり返る。少数派になってみて、やっと気づけることが多い。マイノリティ万歳!「異郷では何かと物珍しいことが起こる。答えが2016/03/24
桐葉
1
旅の達人は,話術の達人。ロビンソンを書いたころから注目していた。講演も聞いたことあるが,探検家とは好奇心の塊であるとともに,柔軟な感受性をもっていると思った。何回読んでも面白い本。2020/09/11
Hatsumi Sakoda
1
イモムシの入ったお酒はちょっと飲めない…でも、同じものを食べると受け入れられるという話はこの本に限らずよく見聞きする。食べ物って生活の根源だから、アイデンティティを受け入れられた感じがするのかなあ…。2014/12/14
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