出版社内容情報
ひと握りの超富裕層から、政治と経済を取り戻せ!
民主社会主義者として絶大な支持を集め、反トランプ運動を率いるバーニー・サンダース。大金持ちの支配をくつがえし、もっと良い世界をつくるために。全米の人々の心を震わす連帯の呼びかけ。
〈2026年現在のアメリカにおいて、サンダースが先駆者となった「民主社会主義」の政治家を求める声はかつてなく大きくなっている。長らくアメリカは、その豊かさゆえに、世界でも「例外的」に社会主義がない国と見なされ、自らもそのように自認してきた。しかし、こうした状況は根本的に変わりつつある。現在のアメリカは未曾有の格差社会だ。富裕層上位1割が富全体の7割近くを保有し、下位半数が保有する富はわずか3%にすぎない。……本書を読み終えたとき読者は、私たちのための政治を取り戻すために、今どのような行動が必要なのか、何ができるのか、明確に見通せるようになっているはずだ。(三牧聖子さん、本書解説より)〉
【目次】
1 寡頭制とは何か?
2 トランプ、寡頭制、権威主義
3 グローバルな寡頭制――億万長者が勝利し、世界は苦闘する
4 人々は成し遂げた、私たちもできる――歴史の教訓
5 寡頭制と闘う
6 ここからどこへ向かうのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
どら猫さとっち
10
大統領になれなかったが、時代を変えた政治家が、トランプ大統領政権下で、寡頭制(オリガーキー)と闘っている。バーニー・サンダース。彼を取り巻く実業家たちによって、政治を牛耳り、戦争を操っているというのだ。そんな荒唐無稽な政治に、彼は発する。人々は当時それを成し遂げた。私たちもできるし、やろうではないか。バーニー・サンダースの闘いの根源が、本書にある。闘う人のために勇気をくれる希望の書だ。2026/09/21
みじんこ
8
米国における超富裕層への富の極端な集中とスーパーPACの影響力、不十分な医療保険等、極めて深刻な状況がうかがえる。トランプの言動の思惑や共和党を批判する一方で、民主党も財界等の方ばかり向いている+アイデンティティ・ポリティクスに注力しすぎた結果労働者から支持を失ったとの見方は非常に的確。寡頭制を覆すための様々な提言は実現できたら一般市民としてはとてもありがたいと思う。これまでの米国民の権利獲得の歴史を振り返るとともに「人々は当時それを成し遂げた。私たちもできるし、やろうではないか」のメッセージは力強い。2026/09/07




