出版社内容情報
人生の終盤に差しかかった時、人は何を思うのか?
1983年、文學界新人賞を受賞以来、数々の名著を世に送り出してきた著者が、20年の沈黙を破って語る珠玉のエッセイ。
墓じまい、配偶者の病気、同世代の訃報--日々の出来事を通して、「この世」と「あの世」、そして「老い」を真正面から見つめる。重いテーマを扱いながらも、語り口はどこか柔らかく、高齢者だけではなく、親の老いに向き合う世代や、これから歳を重ねるすべての人にも響くだろう。笑い、戸惑い、振り返りながら、人生の後半をどう歩むか。老いを恐れるのではなく、味わうために。静かに、しかし確かな勇気を与えてくれる一冊。
【目次】
1章 この世
2章 あの世
3章 老い楽
4章 老い活
5章 老い先



