出版社内容情報
「統一劇場」から「NPO現代座」へ。劇作家・木村快の波乱に満ちた半生を綴る。
「劇団の中にあって木村快さんはきわめて地味な存在である。風采もさほどあがらない、無口だし、人前に出たり目立ったりすることを極端にいやがるシャイな人柄である。だがこの人の頭脳はじつに精巧であり、苦難に満ちた人生を歩んできたこの人の思考はきわめて柔軟である。私はこの人と語り、この人の感性や思考に触れるとき、『統一劇場』という奇蹟の謎がほんの少しわかる気がするのである」山田洋次〈映画監督〉(旧版より)
【目次】
目 次
航跡――プロローグ
一 植民地生まれ
故郷
戦争
父の遺産
二 弱者
集団暴力
チンパン
三 流木
世の中にでて
トッカン
印刷工
聖書研究会
四 出逢い
久米さん
ボレロ
公安
別れ
五 学問
図書館
学歴
夜学
コンクール
秋の珍事
六 憧れ
日雇い
演劇
不合格
七 献身
新しい世界
ロバート・オーエン
補欠意識
出身
八 異邦人
初めての旅
フランスデモ
アコーディオンひき
異邦
九 集団
集団の仕事
批判会
崩れる夢
一〇 河原者
争議団
共に生きる
劇場の発見
ユリウス・バップ
一一 運命
邂逅
希望への旅
一二 新しい出発
自由に辞められる一〇〇人以下の集団
新制作座の経験から
子育て世代の増大
文化とは何か
芸人の役割
集団を四分割
ふるさときゃらばん・希望舞台・グループ出航
あとがき



