出版社内容情報
「大韓民国国民は、韓統連(在日韓国民主統一連合)に大きな借りがある」
祖国の民主化に献身してきた在日コリアンたちが、なぜ「反国家団体」と呼ばれ、辛酸をなめ続けなければならなかったのか。半世紀にわたる差別と迫害の過程を明らかにする。
韓国で話題を呼んだ渾身のルポルタージュ。
【目次】
日本語版出版に寄せて
まえがき
第一章 半世紀を超える差別と迫害
「あなた達は自由入国できない」
「国家有功者報奨金もダメ」
「韓統連会員とは取引しない」
第二章 「反国家団体」のでっち上げと固定化
「金整司スパイ事件」捏造の秘密
保安司の拷問技術者たち
情報部の捏造カード、領事証明書と尹孝同
魔法の杖領事証明書
「DJ(金大中)内乱陰謀」の脚本裁判の犠牲者
第三章 改革派の自立と輝かしい闘争
ベトコン派の誕生
金大中との出会いと韓民統
在米ジャーナリスト、文明子と金大中、そして朴正熙
眩しい民主化運動と国際連帯
日本市民の韓国民主化連帯
反外勢自主の統一運動
韓統連(韓民統)の資金の出所
第四章 遠い名誉回復
韓統連対策委の行動する良心
金正男、宋栄淳、裴東湖の秘密通信
李明博、真実和解委員会の裏切り
裁判所――怠け者なのか、無精なのか
韓統連(韓民統)関連判決
年 表
注



