出版社内容情報
漢方は日本で発達した伝統医学で、1000年以上もの歴史のなかで標準的な医療として長く使われ、研究が進められてきました。漢方薬は個人の体質ごとに調整が可能で、体に優しく作用するので、確定した診断が出にくい不定愁訴の症状や、慢性的な不調の解決などに役立ってきたのです。
近年は現代医療のなかでも西洋薬(新薬)と一緒に使われたり、漢方薬の持つ個々の作用についても科学的な裏付けが進められたりしていて、注目すべき分野でもあります。
本書では、漢方の基礎から最新研究までを一冊でわかるようにお伝えするとともに、薬だけに頼らない、漢方理論に基づく日々の過ごし方(養生)の方法などもお伝えします。
【目次】
第1章: なぜ今、漢方が注目されているのか
第2章: 漢方で心を整える
第3章: 漢方で未来をつくる
第4章: 漢方で老化に対抗する
第5章: 漢方で日常のクオリティを上げる
内容説明
漢方の基礎知識から最新の研究まで1冊でまるっとわかる!家族で使える!そもそも漢方って何?古代中国で生まれた医学が、日本で独自に発展した伝統医療です。漢方をどう使えば健康になれる?身体の不調は体内のバランスの偏りが原因。漢方薬や養生によって不足を補い、調和がとれた状態を目指します。
目次
第一章 なぜ今、漢方が注目されているのか(漢方は「人間の生きる力」を引き出す薬;漢方治療で大切な3つの理念 ほか)
第二章 漢方で心を整える(誰もが当事者?気をつけたいストレスの話;ストレスに負けない身体をつくるには ほか)
第三章 漢方で未来をつくる(漢方で読み解く男女の身体について;女性の健康と妊娠 ほか)
第四章 漢方で老化に対抗する(どうして人は老いるのか;老化を止める薬はある? ほか)
第五章 漢方で日常のクオリティを上げる(免疫力・自然治癒力を高めるために;漢方でアレルギー体質を改善する ほか)
著者等紹介
荻秀幸[オギヒデユキ]
一心堂漢方株式会社代表取締役。薬剤師。明治薬科大学特別客員教授。漢方連盟顧問。東北薬科大学(現・東北医科薬科大学)薬学部卒業後、漢方専門薬局に勤め、治療にあたる。その後、中国・広東省に渡り、広州中医薬大学で本場の漢方を学ぶ。現在は漢方専門の薬局を経営するかたわら、40年のキャリアを活かし、テレビ埼玉『情報番組マチコミ』で「荻秀幸の漢方納得相談」や、REDS WAVE 87.3FM『荻秀幸の漢方で健康に!』に出演。漢方の解説を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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