出版社内容情報
本書は、「天狗岳怪死事件」の真相に迫る過程を、関係者の証言や資料をもとに週刊誌記者がまとめた記録集です。
事件を追う中で、記者は数々の“違和感”に直面します。
その違和感は本書の中で穴埋め形式の設問として提示されており、読者は「そこに何が当てはまるのか」を考えながら読み進めることで、記者とともに調査を追体験できる構成となっています。
一つ一つの違和感を解きほぐしていくうちに、事件を覆う霧は次第に晴れていき、やがて驚くべき真相が姿を現します。
あなたは、その結末をどこまで予測できるでしょうか。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あじむ
13
リアル脱出ゲームを企画運営している会社による謎解き小説。資料と会話から矛盾を指摘し、真相を解明するというのが「逆転裁判」をプレイしている気分で爽快感があります。 ただ、提示される謎に対して、穴埋めでの解答+どの資料を見れば良いかヒントがあるため、難しさがほとんどなかったです。謎解きの楽しさはあるものの、謎が解けたという満足感はありませんでした。 謎解きがメインということもあってか、物語はあまり面白くなかったです。警察の捜査がおざなりなのは、「逆転裁判」と一緒です。あくまでも謎解きを楽しむ本でした。2026/04/27
コリエル
5
変な家に謎解き要素足したろ! というアイデアからスタートしたのはわかる。この事件、何かおかしい…みたいなね。で、元ネタの変な家も荒唐無稽のメチャクチャなノリの話なのでそれも踏襲したリアリティラインの低い話にしようと考えたんだろうなと。そして謎解き本ながら小説でもあるので、空欄埋めも難しすぎないようにしてリーダビリティにも配慮したと。結果としてやや半端な読み心地になったかな。個人的には変な家からして大して面白いと思わなかったというのもあるかも。改良された次回作が出ればまた試してみようかな。2026/06/24
メグ
2
読みやすいけど、特別引き込まれるほどではないかな。 全体的にあっさりしていて、謎解き(推理?)やミステリーとしての面白さはやや物足りない印象。 軽く読む分にはいいけど、しっかりしたミステリーを期待すると少し肩透かし。2026/04/04
pi_o_pchan
2
最近流行りのフェイクドキュメンタリー 架空の事件を架空の記者が追っていく過程で浮き上がる違和感をその都度答え合わせしながら読み進めていく 答え合わせのおかげでところどころでブツ切られているにも関わらず、会話や文章が90年代ぐらいのルポっぽくて楽しめた 推理要素も違和感探しも全てがライトなので物足りないかもだけどその分サクサク楽しめた2026/03/11
shansan
2
初めてSCRAP文庫の本を読了。ところどころに事件に関する資料の画像が差し込んであり、主人公の違和感を一部穴埋めする形で一緒に謎を解くスタイルとなっている。字は大きめで読みやすい。私は、一つ公になっていない秘密があったように思うけれど明言されずに終わった。そこが気になるかな。2026/03/02




