出版社内容情報
謎解きイベント制作会社に、同社の〈謎制作課〉に所属する舟木が自殺したとの知らせが入った。警察から「謎解きに協力してほしい」と依頼を受けた同僚の4人は、舟木の自宅に急行。そこには、「僕の死の真相は、次の謎をすべて解いた時に明らかになります」というメッセージと、16問の謎解き問題が残されていた。謎に包まれた“真相”を見破ることができるか? パズルを解いて、事件の真相を突き止めろ!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
RRR
9
リアル脱出ゲームとコラボした作品。いやはや、リアル脱出ゲームってこんなに難しいのか、早々に白旗上げました。藤崎作品の中で、最も難易度が高い作品です。リアル脱出ゲームをきちんと理解している節がありました。2025/10/11
KDS
7
謎解きイベント制作会社に勤める舟木が飛び降り自殺。現場には遺書として16問の謎解き問題が残されていた。それを全て解き明かすと、自殺の理由が判明するという。警察の要望で舟木の会社の同僚たちが現場に集められ謎解きが始まる…!リアル脱出ゲームのSCRAP出版と藤崎翔のコラボ作品。読書参加型の謎解きで最初のいくつかは割と簡単ですぐに解けるが、段々難解になってきて手こずる…というかお手あげのため諦めて解決編へと進む。ラストのどんでん返しの真相は予想の範囲内だったかな。楽しめた一冊。最後のWeb解答にはもちろん参加。2025/10/11
きゅうくつ
6
さくっとライトに楽しめた。2025/10/26
かず
4
ちゃんとミステリ小説でありながらも、ここまでしっかり謎解きの楽しめる作品はなかなかない。 謎を解いている間はまさにリアル脱出ゲームに参加してるかの様に楽しめた。 それもそのはずで、脱出ゲームで有名なSCRAPが謎制作をしている。 作中にもしっかりと登場していて、ちゃんとコラボしてるからこその作品だと思う。 謎解きは好きだけど、リアル脱出ゲームに参加するのはちょっとハードルが高いと思っている人からしたら、入門編としてちょうどいい作品。2025/10/14
まろまろ
4
謎解き➕️ミステリー。 謎解きは初心者用マニュアルのようだったが、きちんとリユースされている。小説としてもしっかりオチがあり、更にアンコール謎まで。それより藤崎さんがSCRAPとコラボしたことが一番嬉しい謎かも。2025/10/12
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- 和書
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