出版社内容情報
謎解きイベント制作会社に、同社の〈謎制作課〉に所属する舟木が自殺したとの知らせが入った。警察から「謎解きに協力してほしい」と依頼を受けた同僚の4人は、舟木の自宅に急行。そこには、「僕の死の真相は、次の謎をすべて解いた時に明らかになります」というメッセージと、16問の謎解き問題が残されていた。謎に包まれた“真相”を見破ることができるか? パズルを解いて、事件の真相を突き止めろ!
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
assam2005
16
やっと解けたー!一晩寝て頭をクリアにしてようやっと…。12問目、13問目に苦戦しましたが、自力で何とか。リアル謎解き小説、16問の謎を残してSCRAP社員が死亡した。その原因を知るために読者は謎を解く。問題編、解答編と分かれており、謎解きチャレンジする方は解答編手前でストップすることができる。この本は物語の筋よりも謎解きに特化した一冊。脱出ゲームのSCRAPが作った謎に挑戦できるチャーンス!脳細胞を働かせ、ウンウン唸ってようやく答えにたどり着けた時はもうスッキリ〜!です。謎解きにチャレンジしたい方、是非!2025/11/23
らなん
14
藤崎さん12冊目。2025年。参加型というか、体験型と言ったら良いのか、楽しみながらのミステリーでした。ゲームの会社に勤める謎解き作家の男性が自殺した。遺書には、死の真相は16問の謎解きをするとわかるとあり、警察から謎を解いてくれないかと 協力要請があった 。で、読者も一緒に謎を解いていくのだが、全くわからないものもあり、16問中6問しか正解していなかった。解答をもとに、真相を明らかにしていくが、これまた一筋縄ではいかず、2時間弱十二分楽しんだ。2025/11/06
RRR
12
リアル脱出ゲームとコラボした作品。いやはや、リアル脱出ゲームってこんなに難しいのか、早々に白旗上げました。藤崎作品の中で、最も難易度が高い作品です。リアル脱出ゲームをきちんと理解している節がありました。2025/10/11
みいやん
7
ミステリー読了というより良い脳トレ完了。2025/11/24
KDS
7
謎解きイベント制作会社に勤める舟木が飛び降り自殺。現場には遺書として16問の謎解き問題が残されていた。それを全て解き明かすと、自殺の理由が判明するという。警察の要望で舟木の会社の同僚たちが現場に集められ謎解きが始まる…!リアル脱出ゲームのSCRAP出版と藤崎翔のコラボ作品。読書参加型の謎解きで最初のいくつかは割と簡単ですぐに解けるが、段々難解になってきて手こずる…というかお手あげのため諦めて解決編へと進む。ラストのどんでん返しの真相は予想の範囲内だったかな。楽しめた一冊。最後のWeb解答にはもちろん参加。2025/10/11




