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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
uchiyama
3
絵の伸びやかな線がとても好きです。余白があるから、線そのものが楽しめる。それを(描くように、は技術がないから無理なので、なぞるように目で追って)見るだけでも心地良いけど、話の方も、ほんとに「余談」な感じで、それ以上でも以下でもなく、いい話とか、なるほどな話とか、着眼点すごい話とか…になりそうでならない、ただそういう話ですってところがよくて、もっと読みたいなと思ったら終わってしまうところもよかったです。2025/03/10
Amano Ryota
2
余談はさておいてと言うけれども、余談が本筋よりも面白くったって別に良いじゃないかと思う。ただ、その場合の余談とは、もはや余談ではない何か、目的地のない寄り道、枕だけの落語、予告だけの映画、アイス抜きのコーンなどなど、さておかれたものが集合・合体した結果誕生した違法建築のようなものかもしれない。本題から外れた思考は、よく言えば縦横無尽に駆け巡り、悪く言えばふらふら彷徨くこととなり、気がつくと脳みそが散歩をしている。とりとめのなさ、というのは怪談のある種の本質だと思うので、余談と怪談とは言い得て妙なものだな。2024/11/02
ドウマンガニ
1
育児エッセイ&怪談という、最高の組み合わせ。絵がとにかくうまい、、! 回天やガンダム膝の夢をいまも覚えてたり、クリハラさんの記憶力と感受性すごい。小腸の絨毛カウントするならテニスコートのザラザラもカウントしないとフェアじゃない、理想のアトリエは居酒屋の居抜き、新寶島を探しまくるヤバい小学生時代、チータとパーコ、くりのアップリケで自我が誕生、小人を気付かず轢き殺してしまった罪のゆくえ、作家の妻の名前がいつも同じ問題、、。長女のはじめてしゃべった文章「よるだ」とか、何気ない記憶がとても素敵。2024/12/29
おぎゃ
0
地味だけどこの人は天才です。2025/02/06
マヅメ
0
こどもがかわいい。怪談としては担当さんのガレージの話が怖かった。あんなのやられたらたまらん2024/12/25