出版社内容情報
芸歴70年にして初著書!
国民的エンターテイナーが
本音で語った一冊!
人生の後半戦は仕事と
どう向き合えばいいのか?
どんな人と交わるべきか?
人気者でずっといるには?
自分、家族、仕事のこと。
堺正章流の思考や心持ちが
きっと手本となるはず。
浮き沈みの激しい芸能界で
経験に裏打ちされた生の言葉は、
鋭く、あたたかく、心に響く。
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はじめに(一部抜粋)
今までは、自分の過去や胸中の思いなどを世間様にあえて明かすことが好きではなかった。過去を振り返るなんて、ちっとも刺激的なことじゃない。それに、そのときどきの心の内を赤裸々に明かすことにも意義を感じなかった。他人の大変な思いや経験、悩みなんか、誰も聞きたくないだろうと思っていた。
ところが、その後、コロナ禍を経て考える時間もできた中、時代が、そして人の意識や常識が大きく変わっていくさまを目の当たりにしながら、考えが変わっていった。昭和から令和にかけて芸能界で生き続けた僕が、見聞きし、体験したこと、感じたことを、あえて書き残すことは、今だからこそ、もしかしたら意味があるかもしれない。
先が読めない時代に、僕の経験がなにかの、あるいは誰かのヒントになるなら、喜ばしいことなのではないか。それに、僕自身がこれからの日々をいかに生きていくべきかを考えるにあたっても、忘れていた過去を少し紐解き、整理したいと考えたのだった。
変わりゆく世の中、そして芸能界でも、個としての自分自身がどういうマインドを持って生きていくかが問われている。どんな未来が待っていようとも、今こそ思い返し、吟味すべき大切なことがあるのではないか。
人生長寿時代。「楽しく生きること」のもうひとつ先を考えたい。
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内容説明
自分で自分の天井を決めてはいけない。同じ場所で太く長く生きていこうと思ったら、「最高の二番手」になるべきだ。
目次
1 人生は「二番手」でうまくいく(僕が芸能界に長く居続けられた理由;五勝四敗一分けぐらいが人生は面白い;しゃべりのセンス ほか)
2 時が経ってわかること(ムッシュに教わったこと;自分を助けるのは第三の場所;人生の先輩から学ぶべきこと ほか)
3 人生に無駄なことなんてない(ザ・スパイダース怒涛の日々;僕の核を作った田邊昭知という男;空港に集まった一万人のファン ほか)
著者等紹介
堺正章[サカイマサアキ]
歌手、俳優、司会者とさまざまな分野で活躍し、幅広い世代から愛される国民的エンターテイナー。16歳でザ・スパイダースに加入し、’65年「フリフリ」でデビュー。’71年の解散後、ソロ活動に転向し、同年「さらば恋人」で日本レコード大賞大衆賞を受賞した。俳優としては「時間ですよ」「西遊記」「ちゅらさん」など多数のテレビドラマに出演、司会者としても高い人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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starbro
ばんだねいっぺい
ボブ☆FIRE目指す☆
Gaudi
みち