出版社内容情報
毎日新聞変態記事騒動からマスメディアの未来像まで。ネットニュースのパイオニアが独自の視点で描くインターネット・ビジネスの新しい形。
内容説明
魔物か、救世主か。「毎日新聞変態ニュース」事件で、世を震撼させたJ‐CASTニュースの正体は?新聞記者から転じた筆者が、初めて明かすネットニュースの驚くべき内幕とまったく新しいビジネスモデル。
目次
1 J‐CASTニュースの誕生
2 毎日新聞「変態記事事件」の衝撃
3 ヤフーvs.グーグル日本決戦
4 1000万クリックでビジネス成立
5 「炎上メディア」の汚名と名誉
6 市民記者「オーマイニュース」の失敗
7 政権交代とネットニュース
8 ネットvs.新聞最終戦争
著者等紹介
蜷川真夫[ニナガワマサオ]
朝日新聞社で社会部記者、海外特派員、AERA編集長、インターネット・キャスターなど。テレビのキャスター、コメンテーターを経験して、株式会社ジェイ・キャストを設立、代表取締役社長。Webサイト「J‐CASTニュース」の発行人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
23
△思っていた内容ではありませんでした。ただ無名より悪名がいいってことなのでしょうが、余り誇りは感じませんでした。2025/02/26
みのゆかパパ@ぼちぼち読んでます
23
新聞、雑誌の編集者を経て現在、ネットニュースの代表取締役を務める著者が、自らの経験を通じてネットメディアの現在とこれからの可能性について語った一冊。双方のメディアを経験したからこその考察は興味深く、メディア状況の現在地を知る上での助けにもなる。将来の展望も、それぞれのメディアが果たす役割とともに、ビジネスモデルとしての問題点まで見据えたものになっているので、うなずけるところが多い。ただ、この内容にしてこのタイトルは疑問。読んで損のない中身だと思うが、これでは関心のある人に読まれないのではと心配してしまう。2014/08/13
佐島楓
17
「ネットメディア自体も、十年後にいかなる変貌を遂げるのか、楽しみだが、怖い」という最後につづられた言葉に、とても本音を感じた。2013/06/10
がっち
8
題名とちゃうやん。ネットメディア対テレビ・新聞って感じか。まぁあえて炎上させるビジネスがあったり驚きはあった。これからテレビ・新聞はネットメディアと闘っていかなければならない。それにどう立ち向かうのか、筆者自身も怖いと述べられている。2012/08/06
k_jizo
5
★ネットと既存メディア論 面白いが 炎上を期待して読むと裏切られた感が強い。ヤフートピックスの続きとして考えれば興味深いが2010/05/26