出版社内容情報
Q1.0(キューワン)住宅とは、新住協が提唱する高断熱住宅です。Q1.0住宅では、国が定める省エネ義務化基準住宅に比べて、約半分以下のエネルギーで暮らす事が出来ます。
新住協の正式名称は,新木造住宅技術研究協議会で,北海道から九州まで,工務店・設計事務所を中心に,全国で900社の会員で構成されています。
【誰もが良質で安価な高断熱住宅が求められる社会環境を目指して】をモットーに、技術研究開発・普及啓蒙活動を行なっています。
新住協は全棟Q1.0住宅レベル-3以上の家づくりを目指しています。
このような条件下では、設計そのものでローコストになるような工夫をすることが、最大の武器になります。「コンパクトな総二階建て住宅」で建築工事費を大幅に下げることができます。
この住宅をグッドデザインに仕上げ、皆さんに喜んでもらえるようなデザイン技術を本書でまとめました。
●主要内容
第1章 コンパクト総二階建て住宅の利点
第2章 コンパクト総二階建て住宅の配置計画
第3章 コンパクト総二階建て住宅プラン
第4章 コンパクト総二階建て住宅のデザイン
第5章 コンパクト総二階建て住宅の詳細設計
「Q1.0住宅」は、既に日本全国に数万棟以上の実績があります。本書は、新住協が住宅デザイン・設計したときの基本と実際に建築された実例をまとめたものです。
【目次】
内容説明
高性能省エネ住宅をローコストに実現するためのコンパクト総二階建て住宅のデザイン手法。
目次
第1章 コンパクト総二階建て住宅の利点(計画時のコンパクト総二階建て住宅;コンパクト総二階建て住宅の躯体構法;床面積あたりの外表面積の比較;Q1.0住宅での断熱仕様比較)
第2章 コンパクト総二階建て住宅の配置計画(総二階建て住宅の配置条件;建物各部の高さの設計;北側斜線制限による敷地境界からの離れ;色々な敷地への住宅配置)
第3章 コンパクト総二階建て住宅のプランニング(総二階建て住宅プランニングのポイント;堀部安嗣さんの4×4間の総二階住宅;間口4.0間プラン;間口3.5間プラン;間口3.0間プラン;間口2.5間プラン;間口2.0間プラン;間口4.5間プランと5.0間プラン;一部二階建ても考慮しよう;車庫内蔵型総二階建てプラン)
第4章 コンパクト総二階建て住宅のデザイン(立面のデザイン;敷地全体の外構計画によって魅せる;室内デザインの基本事項;コンパクト総二階建て住宅の事例)
第5章 コンパクト総二階建て住宅の詳細設計(ローコスト・コンパクト総二階建て住宅に必要な断熱仕様;基礎断熱工法の設計;床断熱工法の設計;外壁断熱工法の設計;天井断熱工法の設計;屋根断熱工法の設計;開口部廻りの詳細設計)
著者等紹介
鎌田紀彦[カマタノリヒコ]
1947年岩手県盛岡市生まれ。現在、宝蘭工業大学名誉教授。一般社団法人新木造住宅技術研究協議会(新住協)理事
鈴木信弘[スズキノブヒロ]
1963年神奈川県横須賀市生まれ。現在、神奈川大学建築学部建築学科教授、1級建築士
久保田淳哉[クボタジュンヤ]
1976年北海道札幌市生まれ。現在、新木造住宅技術研究協議会(新住協)代表理事、1級建築士
玉田大悟[タマダダイゴ]
2000年青森県弘前市生まれ。現在、新木造住宅技術研究協議会(新住協)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



