出版社内容情報
TOブックス×pixiv『異世界・中華・和「ベスト相棒」小説大賞!』佳作受賞作!
「おまえの正体も暴いてやるよ」
人ならざるものの事件の捜査に挑む、
異色の刑事バディ誕生?
内容説明
人ならざるものの事件を扱う「警視庁特異事案捜査係」。通称“特案”所属の桜庭絢斗は頭を抱えていた。実は彼自身が「妖狐」との半妖なのに、妖嫌いの男とコンビを組むことに!その名は瀬ヶ崎怜。彼の持つ霊力は頼れるものの、規則破り、罵倒が日常茶飯事の超問題児だった。しかも絢斗の正体に勘づいているようで―「俺がおまえを、殺しちゃうかも、よ?」霊にまつわる連続自殺事件や口裂け女の通り魔事件の捜査に挑む、異色の刑事バディ誕生?TOブックス×pixiv『異世界・中華・和「ベスト相棒」小説大賞!』受賞。
著者等紹介
蓮水涼[ハスミリョウ]
岐阜県出身。「異世界から聖女が来るようなので、邪魔者は消えようと思います」(KADOKAWA)にてデビュー。TOブックス×pixiv『異世界・中華・和「ベスト相棒」小説大賞!』佳作受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
なみ
9
半妖の絢斗と問題児の怜がチームを組み、様々な事件を捜査をしていくバディもの。 怜に振り回されつつも、なんとか彼を制御しようとする絢斗がとても健気なのですが、読み進めていくと、最初の印象とは違った面も見えてきて面白かったです。 とにかく絢斗と怜のバランスが完璧すぎて、この2人がチームを組んでいる限りは一生読んでられる自信があります。 彼らの活躍をもっと見たい! あとトリィがかわいかった!2025/05/09
MoriTomo
3
人ならざるものの事件を扱う捜査係に所属する主人公が、超問題児の男性とバディを組むことになる怪異事件簿で、異色すぎる波乱の展開が続き、最後まで引き込まれました。 バチバチに衝突し合うバディ関係と、特徴的な主人公設定が際立っており、2人が関わるほどに印象が変わっていく過程が特に面白かったです。 霊や口裂け女といった怪異を題材にしながらも、恐怖よりも捜査の駆け引きに魅せられ、事件の結末も見ごたえがありました。キャラクターの印象も強く、ぜひシリーズ化して続きを読みたい作品でした。2025/11/15




