捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようです

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捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようです

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  • サイズ B6判/ページ数 343p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784867944219
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

小説家になろう年間第1位(2024年4月~10月現在)
2024年もっとも読まれた超人気作、遂に書籍化!

勝手に幸せになってみせます!

「あなたはあらゆる人々の光だった――」
したたか夫人の領地改革ヒューマン・ファンタジー!

乙一先生・香月美夜先生絶賛!

乙一先生
(『夏と花火と私の死体』(集英社))
この小説には本物の凄みがある。
気高さと真摯さが文章に宿っている。
人間が物語の中で正真正銘、生きて暮らしている。
追放令嬢内政ものというジャンルのあまりに偉大な金字塔だ。

香月美夜先生
(『本好きの下剋上』(TOブックス))
結婚初夜に「君を愛することはない」宣言を食らう悪役令嬢物を読み始めたと思っていたのに、交渉で勝ち取った貧しい自分の領地を雑学とゲーム知識で繁栄させていく街作りシミュレーションでした。
名ばかりの夫と離れた途端に生き生きと村興しを始めるメルフィーナの奮闘が楽しいです。


コミカライズ企画進行中!書き下ろし番外編巻末収録!

内容説明

厳しい封建制が敷かれたフランチェスカ王国。貴族の少女・メルフィーナの人生は受難の連続であった。家族に愛されず、果ては結婚相手に愛するつもりはないと言われる始末。しかし、彼女は慌てない。「でしたら、私も好きにさせていただきます!」自由な人生を願い、交渉の末に北辺の僻地を手に入れると、前世で培った雑学で街づくりを始める。飢饉に備えたトウモロコシの導入による農業改革や、住環境を整える都市計画、産業育成と厳冬対策のための火鉢開発…民への想いに突き動かされた彼女の挑戦は、やがて時代の扉をも開いていき―のちに北端の貴婦人とよばれる令嬢は全ての領民の光になる!したたか夫人の領地改革ヒューマン・ファンタジー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くたくた

32
なろうサイトで偶然に拾って・・・っていうか、『小説家になろう年間第1位』『2024年もっとも読まれた超人気作、遂に書籍化!』とのこと。転生令嬢もので、持って生まれたチートな知識をフル活用して農地改革・領地改革をしていく16歳〜18歳。いくら公爵令嬢とはいえ、これは少女の風格ではないぞ、と思わんでもないが、とにかく微に入り細を穿つ知識と人心掌握、優しさと心意気。すごく面白い。なろうサイトでどんどん読んでしまって、出版された分は読んじゃったが、Kindle版も購入したのは、番外編も読みたかったから。オススメ。2025/02/24

25
実は、無料小説投稿サイトで見つけてずっと読んでいる。転生物で悪役令嬢でという設定に、よくあるものと思い読んでいたのだが何の何の、自立して生き抜こうとする女性が孤軍奮闘しながら徐々に周囲の人達と協力しながら暮らしやすい社会を作り上げていく物語になっていっている。愛されずに育ったヒロインが、自分を取り巻く人々に愛を持って接する事で愛を受けていく様はとても心地良い。完結はまだ先のようだが、出来るならずっと読んでいきたい。2024/12/29

はなりん

17
webでずっと追いかけているお気に入りの作品。結婚式の日に旦那さんになった公爵に「愛するつもりはない」と言われて辺境の領地を貰い公爵家を出奔し、辺境の地で領主となるメルフィーナ。前世の記憶でどんどん領地改革を行っていく様子が楽しい。チートでなんでも有りな感じではなく、何もなかったところから、信頼できる仲間が増え、悩みながらも自分の居場所と皆の幸せを願って頑張るメルフィーナが素敵です。次は何をするんだろう、どんな領地になるんだろうってワクワクが止まりません。書き下ろしSSもよかった。2025/03/09

尚侍

12
ものすごく面白かった。女性が主人公でここまで本格的な領地経営物を読んだ記憶がなく、非常に緻密に組み上げられた構成に圧倒されましたが、それは巻末の参考文献を見て納得できました。異世界転生物のラノベでここまでしっかりと参考文献を掲載している作品にお目にかかったことがないので、それだけでも本作の力の入り方がわかるのではないかと思います。もちろんラノベとしても面白く、周囲を巻き込んで領土を発展させていく展開にはワクワクさせられましたね。これは本当に面白い。一日も早く続きが読みたいです。2025/01/25

ルーシー

8
結婚式を終えたばかりの夫から「愛するつもりはない。好きなように暮らせ」と宣言されたヒロインは慌てず交渉をし北部の開拓中の土地を自分の領地として手に入れる。翌日、さっさと領地に向かう彼女に同行するのは無愛想な侍女と監視役を兼ねた護衛騎士だけだった。 この世界は彼女が前世で夢中になってやっていたゲーム。そして彼女は「悪役令嬢→断罪」ルートを早々にリタイヤし自由に生きることにする。そしてゲームで培った雑学を駆使し、開拓地を住み良い場所にしていく過程が面白いし、夫にも甘い顔を全く見せないのがいい。 2025/02/16

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