出版社内容情報
第三部「領主の養女」アニメ化決定!アニメーション制作:WIT STUDIO「このライトノベルがすごい!」(宝島社刊)殿堂入り!シリーズ累計1100万部突破!(電子書籍を含む)「第五部 女神の化身Ⅴ~?」の特典SSほか、WEB掲載分など単行本に未収録の短編&中編を計21編収録!香月美夜解説入り!
内容説明
アレキサンドリアでの日々が始まった。アウブになって念願の図書館もできたし、孤児院の改革とか神殿の整備とかまた頑張らなくっちゃ!今は責任も増えて忙しいけど、エーレンフェストにいた頃も大変だった。わたしの知らないところでフェルディナンド様も側近達も、他領の人達さえも歴史的な転変に翻弄されていたものね。遠くまで来たなぁ…。短編集第3弾!「第五部 女神の化身5~12」の特典SSほか、WEB掲載分など単行本に未収録の短編&中編を収録。本編のその後が描かれる書き下ろし「旅の終わりと新しい神殿」など、知られざる計21編の物語で「本好き世界」が広がっていく!各短編に香月美夜の解説入り!椎名優描き下ろし「四コマ漫画」も収録!
著者等紹介
香月美夜[カズキミヤ]
本作でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなりん
60
短編集。本編第5部の後半の時間軸。ローゼマイン以外の視点なので、本編では語られていない裏側や合間が垣間見れて、楽しめました。ダンケルフェルガーの出陣を決める会議の様子や後方支援をする事になるエーレンフェスト内の様子などもっと知りたい。また、読み返したくなりました。ハンネローレ編でも、アレキサンドリア側やエーレンフェスト側視点も読みたいですね。2025/04/20
いお
45
本編が完結してしまって、寂しい思いをしていたので、嬉しく読み進める。やっぱり忘れてしまっていることが多いので、読み直したい衝動に駆られる。このたわいもない話が詰まった短編集がありがたい。それぞれのあの時の様子や想いが知れて、幸せ。夜空の星を見上げるローゼマインとフェルディナンド。戦地に赴いているとは全く感じさせない2人の穏やかな時間。平民のマインが本当に自分の力で図書館都市もみんなの幸せも、フェルディナンドとの未来まで掴み取ったんだなあ、としみじみ思った。結婚後の2人も見たい。2025/05/06
kitten
41
新刊で購入。第5部あたりからは特典SSも読んでいたので、既読のものが多かったが、その中でも加筆がされていたり、かなり読み応えのあるものだった。完全書下ろしの最後の2編が、特にダームエル視点の「誓いの言葉」が面白かった。これ、先生から本好き界隈の恋物語が好きな人たち向けへのサービスだよね。エルヴィーラが妄想をたくましくしていくのと、一部の本好きファンが重なってしまって笑った。しかし、なんでこんな神々の表現を思いつけるんだろう?香月先生は、やはりユルゲンシュミットの人なのでは。評価、星32024/12/11
ぽろん
39
本編での裏話のあれやこれや。とても懐かしく感じました。特にローゼマインがフェルディナンド救出するところ、思い出して、本編を又読みたくなった。愉しかったです。2025/03/18
すがはら
38
まずは本編を読み直してから、と思いましたが巻数が多いので途中までしか再読できてません。今回の短編では、ハルトムートがローゼマイン研究に突き進んだ結果危うく消されかけてた話が一番の衝撃作でした。あとはフェルディナンドがローゼマインの状況を掴めないままどう行動すべきか考えていた頃の話もとっても気の毒で印象的。新しい国造りも大変そうだけど、本でいっぱいの理想の社会実現のためなら悪知恵でも何でも浮かんでくるローゼマインと実行力抜群のフェルディナンドが組めば無敵でしょう。10年後、20年後をのぞき見したいです。2025/02/08