出版社内容情報
無気力系【ソロキャンプ】女子 VS 殺人鬼【サイコパス】! 怪異より恐ろしい夜が始まる時、無気力系女子が覚醒する、新感覚サバイバルホラー!
内容説明
社会に疲れてなるべく人と関わらず、平日は会社員、休日はソロキャンプを楽しむ斉藤ナツ。今日も山奥のキャンプ場で一人を満喫していると、暗がりで声をかけてきたのは、顔半分が無い女。幽霊っぽいけど興味無いし、癒し時間を邪魔されたくない。早くどっか行ってと願うが、始まった幽霊女の身の上話に付き合ううち、彼女は気づく。このキャンプ場、幽霊よりもヤバい奴がいる―。怪異より恐ろしい夜が始まる時、無気力系女子が覚醒する、新感覚サバイバルホラー!
著者等紹介
山翠夏人[サンスイナツヒト]
兵庫県生まれ。高校では文芸部に所属。同ペンネームで執筆を始める。本作にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
海猫
106
ソロキャンプをしていた女性・斎藤ナツがキャンプ場で殺人鬼に襲われるという、予想通りの話ではある。が、なかなかにサービス精神が発揮されまくった内容で大いに楽しめた。まずキャンプシーンが臨場感あるし、構成が上手く先を読ませないようなところあり。あと意外にユーモアが効いているのに驚いた。概ねナツの語りで進んでいくのだけれど、状況に対しシニカルで冷静なのがどことなく可笑しい。逆にピンチの場面では理性的に反撃のチャンスを伺うなど、知的に面白い。迫力のラストスパート、心動かされるエンディングなど盛り盛りでお得な一冊。2024/11/19
sin
59
読み友が「お勧め❗️❗️」って、つぶやいておられたので…以前『ふたりソロキャンプ』と云う無理矢理な映像作品を観て内容には関係ないが女性のソロはリスキーだと云うおせっかいな印象を持ってしまったが、「ほら、ソロキャンプは危ないのだ!」幽霊は語りかけてくるし、何より厄介な殺人鬼まで寄って来る!この場合は寄って行ってしまったのか?主人公は冷静に難を逃れるが、再度のキャンプで行き違いが勘違いに結び付いてまた絶体絶命のピンチに陥ってしまう。彼女自身の突き放した人生観が冷静さを呼び必死のパッチで難を乗り越える姿は流石!2026/03/17
シャコタンブルー
58
「死のうが生きようが実際はどうでもいいのよ。だって他人なんだから」他人と関わることが嫌いな斎藤ナツのキャラがぶっ飛んでいて最高だ。楽しいソロキャンプが地獄の戦いになるとは・・壮絶なアクション映画のようなサバイバルホラーで恐怖の連続だったが、そんな最中でもナツのクールな態度に笑ってしまう場面が何度もあった。危機一髪の中でも沈着冷静な状況判断と行動力に魅了された。そしてクールさの中に隠された優しさが次第に露わになる展開もワクワクする面白さだった。次はどんな恐怖が待ち受けているのだろうか(笑)続編希望!2026/02/08
ドアラ竜の壁
56
無気力系女子の斎藤ナツが事件に巻き込まれていく。人と関わりたくないナツは休日にソロキャンプを楽しんでいた。幽霊と会話しても終始ドライな対応で最後にはあっちへ行けと追い払おうとする素敵なキャラ。そんなナツは2つの事件で2人のサイコパスと対決する。読了後、ナツとまた逢いたいと思った。個人的にすごく良かった作品。2025/05/03
ゆん
37
ソロキャンプをしたいだけの無気力系女子がキャンプ地で幽霊に会ったり殺人鬼に追われたりする。 解決を見たと思えば別のキャンプ場でもまたトラブルが…。 そこでも泣き叫ぶ幽霊と思しき女性に「うるせええ!」ってビンタをかますww コメディ系なのかって思ったけどやっぱりサバイバルホラーだった。 そして最後は…生きるという事の意味、大切さ、重み、そういった事を教えられ泣きそうになった。 とっても面白かったです!2024/12/26
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