出版社内容情報
シリーズ累計130万部突破!(電子書籍含む)
日ノ本を護り抜け!
絶好調の戦国サバイバル小説、最新刊!
書き下ろし外伝×2本収録!
コミックス10巻も好評発売中!
内容説明
1587年。朽木家が九州再征を果たした年。西日本から抵抗勢力を完全に排除したことで、残すは関東・奥州のみ。乱世の終焉までもう一息のところまで来ていた。だが、そんな折に宣教師たちが日本侵攻を企てているという報せが舞い込む!どうやら支援者であった大友の没落で切支丹が苦境に立たされている現状を打開するため、拠点のマニラから軍船を呼び寄せるのだという。これを放置しては朽木の支配体制が揺らぐだけにとどまらず、最悪スペインによる植民地化につながる危険性もある。天下統一を目前にして現れた海外からの脅威を前に、果たして基綱の打つ手は如何に…!?弱肉強食の世を描く戦国サバイバル小説、最新刊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
14
天下統一と思いきや、明やイスパニアが関わって来た。特にイスパニアは日本人を奴隷として海外に輸出して行くのでタチが悪い。あと、朝鮮は貨幣の替わりになってる布が日本から輸出されるようになって貨幣としての価値が不安定化して来た。2025/02/15
宇宙猫
13
★★★★ 東の平定を控えた時期に、宮中や海外勢が騒がしくなってきた話。また面白くなってきた。奥州も一筋縄ではいかなさそうで、今後が楽しみ。2024/09/12
すがはら
13
もしも戦国時代がなくて軍拡合戦が行われていなかったら、日本も植民地化されていたのでしょうか。自分の中で切支丹のイメージがどんどん悪くなる。子供の頃はザビエルは疑いなく聖人だったしペリーとか黒船も良いものみたいに思ってたんだけどな。アジアの守護者まで目指しだすとか、朽木日本はどこまで進むのか。後継者達も大変そうです。2024/04/05
Abercrombie
6
明、朝鮮、南蛮、天下統一後の対外方針の朝廷への説明と、関東・奥州遠征の開始。政宗登場以前の奥州は、勢力の伸張・縮小のみで、興亡のない室町時代のままだった。足利義昭は毛利家でなく奥州に行くべきだった、との考察が面白い。島津の琉球征服がなかったら? こちらももうちょい掘り下げてほしい。2024/06/24
ナナシ
6
期待していた毛利輝元と南の方の恋愛事情が加筆されていてニマニマしながら読みました!南の方、古典的なツンデレタイプだったのね。 ああいう、自分が嫌いなキャラクターが奮起して変わっていくことで色々なものを勝ち得ていく展開大好きなので、南の方が「以前のあなた嫌いでした(今は好きよ)」って言ってるのとか本当に感無量。 話してるうちに段々距離が縮まっていって、満更でもない、いやよいやよも好きのうち、そばにいて!となっていくの大変可愛いしニヤついてしまう。 最初が顔も見たくないと背ける位だっただけに…。2024/03/20
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