出版社内容情報
「逃がしませんよ、英雄さん?」
王女様からの熱烈スカウトで、出世街道が止まらない!?
死にたがりな異才士官が巻き起こす下剋上スペースオペラ、第二弾!
コミカライズ企画進行中!
書き下ろし番外編収録!
内容説明
航宙駆逐艦・シュンミンの魔改造後、首都星に戻ったナオを待っていたのは―第三王女からのラブコール!?星系を跨ぐ治安組織・広域刑事警察機構の設立責任者となった彼女の座乗艦として、艦と乗員まとめてスカウトしたいのだという。理想の最期が遠のく展開に抵抗を試みるも、王族の意向には逆らえない。泣く泣く出向すれば、各地の貴族への根回しのため豪華なパーティーに連れ回されて“殿下のお気に入り”という立場が着々と固まっていく!だがそんな中、捜査中の宇宙海賊の秘密拠点を偶然発見するという絶好の殉職チャンスが巡ってきて…?死にたがりな異才士官が巻き起こす下剋上スペースオペラ、第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
24
幼馴染の彼女にフラれ。自棄になって宇宙軍の兵士となくなろうとしたら過去に受けた試験結果を共有していた宇宙軍はナオを士官学校へと送る。士官学校を卒業したナオは軍の天下り組織へ出向させられ、そこで手柄を立てたら第三王女の目に止まり。駆逐艦を魔改造して宇宙一の速度と豪華な内装をした王女専用の御座艦の艦長となり、王女が設立した広域刑事警察機構の唯一の艦の艦長となる。そして初任務で海賊船を捕獲、その次には海賊の拠点を制圧してしまう。トントン拍子に手柄を立て、ナオも自身の死より海賊を根切りする事を誓う。2024/02/20
さとうはるみ
8
もう一度読んでおきたいと思う。出世する主人公に焦るジャイーンとテツリーヌ。ジャイーンと彼の愛人たちには愛情は無さそうだ。焦り落ち込むジャイーンをただ慰めるだけの愛人を見るに。そしてテツリーヌに代表されるように利害損得でくっついている感じですごく頼りない。彼が好きなのではなく彼の肩書きなどの外が好きなのだ。主人公とマキ室長のような情の通った感じはしない。彼らを見ているとマリアさんと社長の暴走など可愛いものだと思えるし微笑ましくなる。いいぞもっとやれと思う。2024/02/19
ただの猫好き
6
おすすめ度3。作者も話しているが、いまだ準備フェイズ。とはいえ、雑魚処理とはいえメインになるはずの宇宙での戦闘描写が数行で終了は不安要素。ほぼ描写なかった自殺願望も最後は消えてますし、主人公の頭いい描写もなし。無責任艦長シリーズや銀河英雄伝説シリーズを期待して読んでた身としては残念かな2025/05/31
史
5
後の英雄の手伝いか、それとも道楽の被害者か。ともあれ日々政治に巻き込まれる。2024/08/09
etorm
3
貴族の挨拶回りもさせられる艦長。2024/08/06