出版社内容情報
■緊急復刊■
イラン出身で米在住の越境的知識人による、新たなる古典!
さらに混迷を深める中東‐西洋の関係を、サイードの思想やポストコロニアリズムを超えた、新たな歴史的視座で分析する。
「ダバシの思想に注目が集まっているのは、ダバシが、在米イラン人であり、イランの宗教文化の研究者であるのみならず、欧米の政治家や思想家らの中東認識に通暁しているからである。[…]本書『ポスト・オリエンタリズム』が、サイードの名著『オリエンタリズム』を受け継ぐと同時に、中東出身で在米の批判的・越境的知識人というサイードその人のポジションを受け継ぐものである」--「新装版への訳者あとがき」より
【目次】
日本語版序文 翻訳可能性にさらされた亡命
ペーパーバック版への序文
序章 テロの時代における知と権力
第1章 亡命知識人について
第2章 ゴルトツィーエル・イグナーツと
第3章 私はサバルタン主義者ではない
第4章 主体の創造的な危機
第5章 巡礼者たちの旅(天路歴程)――革命家の越境について
第6章 内方浸透――エージェンシーなき知、ヘゲモニーなき帝国
第7章 新たなる有機性にむけて
結論 対話者を取り替える
日本語版解題 〈世界〉思想を求めて――越境的知識人ハミッド・ダバシを東アジアで読む(早尾貴紀・洪貴義)
原注
索引
新装版への訳者あとがき
【目次】
日本語版序文 翻訳可能性にさらされた亡命
ペーパーバック版への序文
序章 テロの時代における知と権力
第1章 亡命知識人について
第2章 ゴルトツィーエル・イグナーツと
オリエンタリズムをめぐる問題
ゴルトツィーエルとサイード
『ムスリム研究』の概要
イスラームとの距離
ゴルトツィーエルの『日記』
パタイによる非難と反論
アズハル大学のイグナーツ・アル=マジャーリー
師ヴァーンベーリとの対比
捏造されたスキャンダル
「排外主義」のレッテル
私的手記の歪曲
傑出したイラン人学者たち
『オリエンタリズム』のなかのゴルトツィーエル
フーコーと知識社会学の水脈
傑出した東洋学者
第3章 私はサバルタン主義者ではない
捨てられたタイトル
西洋の盲点
ネイティヴ・インフォーマー
サイードの人文主義
ヘーゲル歴史哲学の批判
連帯と差異化
第4章 主体の創造的な危機
スピヴァクとサイード
狂気と暴力
マフマルバフの映画
第5章 巡礼者たちの旅(天路歴程)――革命家の越境について
帝国/覇権を支えるネオコン知識人
四人の革命家の越境
ピューリタンの巡礼者
第6章 内方浸透――エージェンシーなき知、ヘゲモニーなき帝国
第7章 新たなる有機性にむけて
両生類的知識人
ネオコンの思想潮流
故郷と亡命
在外イラン人と土着主義
ネイティヴと西洋の再定義
結論 対話者を取り替える
日本語版解題 〈世界〉思想を求めて――越境的知識人ハミッド・ダバシを東アジアで読む(早尾貴紀・洪貴義)
1 本書の位置づけ(早尾貴紀)
著者ハミッド・ダバシについて
本書について
深刻化するテロの時代
大国による侵攻の中東近現代史
2 東アジアの歴史経験と『ポスト・オリエンタリズム』(洪貴義)
歴史の概念について
日本におけるポスト・オリエンタリズム



