出版社内容情報
詩、小説、漫画、映画、写真、美術、音楽、建築、世界への旅、1960~70年代の憶……。博覧強記の評論家ふたりによる初めての対論!
【内容目次】
第一部
ウィリアム・ウィルソン 四方田犬彦
ハイスクール・デイズ 飯沢耕太郎
ハンガーストライキ 四方田犬彦
アフリカの断食者││ムゼーのこと 飯沢耕太郎
万里の長城とバベルの塔 四方田犬彦
「夢の建築」の方へ 飯沢耕太郎
戒厳とその直後 四方田犬彦
先回りするロバンソン、テツオくんのこと 飯沢耕太郎
苦痛のもとに書く 四方田犬彦
苦痛を分かちあうということ 飯沢耕太郎
肉体の宿命を撮影する 四方田犬彦
生と死のボーダーライン、あるいは…… 飯沢耕太郎
アーバスの真実はどこにあるか
第二部
詩ってなんだろう? 飯沢耕太郎
中断と訣別 四方田犬彦
「欠落と断片」、そして「異言」 飯沢耕太郎
アウトサイダー・アートとしての現代詩 四方田犬彦
「連れていかれる」ということ 飯沢耕太郎
テクストの隣接 四方田犬彦
「猿」と、起源の欠落について 飯沢耕太郎
女性性器の表象 四方田犬彦
「名前」について 飯沢耕太郎
表象と命名 四方田犬彦
来るべき「きのこ時代」のために 飯沢耕太郎
ビートルズと茸の関係について 四方田犬彦
終末と晩年様式 飯沢耕太郎
終末もなければ起源もない 四方田犬彦
『マッシュルーム・ブック』とルドンの壁画 飯沢耕太郎
【目次】