出版社内容情報
「世界にもし終焉が起きるとして、そのときには巨大な音声が鳴り響くわけではない。ただ微かなすすり泣きが聞こえてくるばかりだ。」
神々と人の零落の諸相――。
『磨滅の賦』(筑摩書房、2003年)、『愚行の賦』(講談社、2020年)に続く著者渾身の三部作、ここに完結!
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【目次】(仮)
第一章 天上人間
第二章 神々の流鼠
第三章 不死という劫罰
第四章 我が隣人 シャルリュス
第五章 世紀末の貴公子たち
第六章 メリエスとキートン
第七章 ルイス・ブルックスの転落と復活
第八章 能の鎮魂
第九章 貴種流離
第十章 残菊大論
第十一章 隠岐、黒海
【目次】
【目次(仮)】
第一章 天上人間
第二章 神々の流鼠
第三章 不死という劫罰
第四章 我が隣人 シャルリュス
第五章 世紀末の貴公子たち
第六章 メリエスとキートン
第七章 ルイス・ブルックスの転落と復活
第八章 能の鎮魂
第九章 貴種流離
第十章 残菊大論
第十一章 隠岐、黒海