キリスト教の啓示に直面する哲学的信仰

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キリスト教の啓示に直面する哲学的信仰

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  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784867930656
  • NDC分類 134.9
  • Cコード C0010

出版社内容情報

マックス・ヴェーバーに傾倒し、後にライバルとなるハイデッガーの盟友、アーレントの師でもある文字通り「知の巨人」にもかかわらず、近年は顧みられることが少なかったカール・ヤスパース。

「世界哲学」の嚆矢とも言うべき彼の哲学が再注目されるなか、その思想の核心を理解するうえでの重要書を初翻訳。

【附】「聖書宗教について」と訳者による「ヤスパースのひとと思想」



本書は、それ自体としては、「世界哲学」についてのものではない。しかし、そのような「世界哲学的な観点からの」キリスト教批判と理解することもできる。と同時に、哲学的信仰論は、キリスト教や、ユダヤ教、イスラムと同一ではないが、それらを包括している聖書宗教から、キリスト教を捉え直し活し直す試みでもある。(訳者あとがきより)

内容説明

マックス・ヴェーバーに傾倒し、後にライバルとなったハイデッガーの盟友、アーレントの師でもある文字通り「知の巨人」にもかかわらず、近年は顧みられることが少なかったカール・ヤスパース。「世界哲学」の嚆矢とも言うべき彼の哲学が再注目されるなか、その思想の核心を理解するうえでの重要書を初翻訳。

目次

第1章 理性と信仰の旧来の対立は、本質的なものをもはやとらえない(啓示信仰の思考における状況;自然理性とは何かという問い;キリスト教とは何かという問い;理性と信仰(哲学と神学)の区別の史実的な回想
科学、哲学、神学
暗号の王国の純粋性を求める争い
暗号の様々な様態
暗号の王国における争い
啓示信仰の尊重、―しかし、様々な条件のもとで)
付録1 カール・ヤスパース「聖書宗教について」
付録2 岡田聡「カール・ヤスパースのひとと思想」

著者等紹介

ヤスパース,カール[ヤスパース,カール] [Jaspers,Karl]
ドイツの精神医学者、哲学者。1883年生。長じて精神医学を修めて、ハイデルベルク大学で1908年に博士学位、1913年に教授資格を取得。1922年、哲学部正教授に就任。妻がユダヤ系のため、1937年、ナチスにより強制退職。1938年出版禁止。戦後の1945年復職。1948年、スイス、バーゼル大学に転じ、1961年定年退官。1969年没

岡田聡[オカダサトシ]
1981年生。鎌倉女子大学講師。駿台予備学校出身。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。早稲田大学助手、トリア大学留学、日本学術振興会特別研究員PD、立教大学兼任講師などを経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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いとう・しんご

7
ヤスパースが'60年にK.バルトの古希記念論集に寄稿した論文の翻訳で、'62年の「啓示に面しての哲学的信仰」( https://bookmeter.com/books/2593006 )に収録された版との異同付き。また、'48年の「哲学的信仰」の元となったヴァンドルング(ヤスパースの編集していた雑誌)掲載の'46年の論文も掲載されています。前者は後者より分かりにくいのですが、それは前者がもっぱらキリスト教の神Vs.哲学的信仰の超越者という形而上学的な論点を巡って展開しているからだと思います。2025/02/17

Go Extreme

2
実存の可能性: 何者かであること<ありうることである 個人ー自らを持たず・自己になる過程 自己意識と自由: 意識は三様 実存は自由・外的な影響を受ける 実存の構造: 自己自身に関係・その力を通じて自己確立 啓示と哲学: 啓示信仰ー神から与えられるもの 哲学的信仰ー信仰の内容を別の視点から理解 教会と信仰: 教会の役割ー時には啓示を否定する動き 教会の存在ー信仰の表現と実践の場 宗教の歴史的背景 知識と信仰: 知識ー信仰の理解を深めるもの 信仰ー個々の実存に根ざしたもの 哲学的信仰と啓示信仰の調和2025/01/26

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