インドの台所

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インドの台所

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  • サイズ 46判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784867930311
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0026

出版社内容情報

食卓上に置かれた食器、その奥が気になる。

ディープなインド台所紀行!



南アジア各地の食器・調理器具の輸入販売者にして日本屈指のインド料理マニアのアジアハンターが、インドの端から端まで、さまざまな台所をめぐる――。

料理のみならず、食器や調理器具、調理工程に着目し、歴史や文化、社会問題などにも触れながら、これまであまり取り上げられてこなかった「食」の内側を覗き、さらにディープな食世界へと誘う、インド台所紀行!



本書で紹介するのは、北は夏でも朝晩寒いカシミールから、南は呼吸するだけで汗の出るタミルの最南部まで、巨大な冷蔵庫を6台も抱える大富豪から、わずかな身の回り品しか持っていない路上生活者までの、さまざまな調理現場である。(…)一戸一戸の立場や地位、地域は異にしながらも、全体として共通するインド像が浮かび上がってきた」

――「はじめに」より



◎カラー写真多数

内容説明

南アジア各地の食器・調理器具の輸入販売者にして日本屈指のインド料理マニアのアジアハンターが、インドの端から端まで、さまざまな台所をめぐる―。料理のみならず、食器や調理器具、調理工程に着目し、歴史や文化、社会問題などにも触れながら、これまであまり取り上げられてこなかった「食」の内側を覗き、さらにディープな食世界へと誘う、インド台所紀行!カラー写真多数。

目次

北インド(カシミールの宴席料理ワーズワーンの世界 シュリーナガル1;旧市街の奥の堅牢な館 シュリーナガル2 ほか)
南インド(白米と雑穀のはざまで チェンナイ1;異国で食べる昭和レトロメシ チェンナイ2 ほか)
東インド(「正しい」台所とは何か コルカタ1;ビハーリー・マン・イン・コルカタ コルカタ2 ほか)
西インド(世界最大のスラム街 ムンバイ1;憧憬と追憶のボンベイ ムンバイ2 ほか)

著者等紹介

小林真樹[コバヤシマサキ]
東京都出身。インド・ネパールの食器、調理器具を輸入販売している有限会社アジアハンター代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

129
前著『食べ歩くインド』では日本人の知らない様々な地方料理を紹介していたが、料理を作る台所も負けず多彩だ。均一なシステムキッチンが当然の日本に比べ、土地やカーストや民族で食習慣が全く違うインドは台所もバラバラだ。低所得層は土間に調理器具を置く例が多く、大きなバナナの葉が食器代わりになる。金持ちの豪邸や高級ホテルの厨房はタンドールを備え、ホームレスは歩道で煮炊きする。現地に住み着いた日本人は昭和レトロな料理を出すレストランを開き、スラム街は同郷人が集まった村の姿を呈する。これが本来の自由な生き方かもしれない。2024/09/26

Toshi

22
アジアハンター小林真樹さんによるインドの台所探訪記。さすがインド食器輸入が本業だけに、インド各地を巡るだけではなく、ベンガルールでIT企業勤務独身男性のキッチンを覗いたり、コルカタで中華系移民の子孫を訪ねたり、視点が豊か。各エピソードは短いけれど、その裏のストーリーが深いのである。写真も豊富で、食事や台所の様子が良く理解できたが、想像力が豊かな方ではないので、できれば妹尾河童さんのような見取り図があれば、住居全体と台所の関係などが分かり、生活の空気も実感できた気がする。2024/09/09

アリーマ

16
インドの全国各地を周り、ありとあらゆる台所を見せてもらってレポートする、という破天荒企画。ストリートの貧しい物売りの台所から、大都市の大富豪の豪華キッチンまで網羅する中で、インド各地の様々な風景が浮かんできてとても楽しい。既刊の各地料理話で、もうこういう話は出尽くしたろうな、と思ったのだが、今回もそこに劣らない。作者の執念みたいなものが何よりすごい。こういう話を読むたびに、一度くらいインドに行ってみたいとしみじみ思う。★★★★★2024/12/16

Naoko Fukumi Fujita

4
著者の本は3冊目、いつもの銀座の書店にて購入。2024年7月5日初版第1刷印刷、2024年7月10日初版第1刷発行。インド渡航歴なし、これからもないだろう。毎週サブジを拵え、この四半世紀は南インド料理を楽しむことが多い。90年代に高輪のインド料理学院(閉院)に5年ほど通学、アロラ先生に教わった知識を基に楽しく理解できたと思う。インド各地を廻った食器のプロフェッショナル、各地の労働事情や訪問の苦労と思いをあとがきを読んで納得した。「漬物を冷蔵庫に保存」の記載は、この夏作ったレモンの漬物レシピ通りだった。2024/10/29

お抹茶

4
都会から地方,豪邸からスラムまでインドを縦横無尽に旅して台所を覗き,食事を頂く。料理の名称や食材こそ異なっても調理器具類や調理法はほぼ共通していて,漠然とインド亜大陸食文化圏を作っている。南インドではネパール人や貧しい地方の出身者が厨房で料理技術を身につけ,海外に進出。女性の自由な外食に対する制約が多く,単身者の多い都市部では出前ビジネスが隆盛。インド人は伝統的調理法が好きで,ガスや冷蔵庫など便利さや合理主義に後ろめたさがあり,使うとよくないと考える。料理は女性,ホストは男性という性別役割分担は根強い。2024/09/26

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