出版社内容情報
東大の先生と考える、宗教としてのイスラーム。
ムスリムの生きる日本は、あなたが生きるこの日本だ。
日本でもどんどん増えるムスリムやモスク。
わたしたちは、ほんとうに「共生」できるのか?
ちょっと変わった入門書!?
内容説明
東大の先生と考える宗教としてのイスラーム。ムスリムの生きる日本はあなたが生きるこの日本だ。日本でもどんどん増えるムスリムやモスク。わたしたちは、ほんとうに「共生」できるのか?ちょっと変わった入門書!?
目次
1 日本(大日本帝国の汎イスラーム主義者;アッラーのほか、仏なし;日本・イスラーム・文学―宮内寒弥から中田考へ ほか)
2 イスラーム(共生のイスラーム法学;神の言葉を訳すということ―これからのクルアーン翻訳、あるいはアダプテーション;「不信仰の地」の神学―イスラームの臨界点 ほか)
3 宗教(とあるイスラーム無理解の様相―行為か信仰か;日本の教科書はイスラームをどう記述しているか;ノックの作法と秘する文化―信仰とふるまい ほか)
著者等紹介
松山洋平[マツヤマヨウヘイ]
1984年、静岡県生まれ。東京外国語大学外国語学部南・西アジア課程アラビア語専攻卒業。東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了。博士(学術)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科(イスラム学研究室)准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
1
https://claude.ai/public/artifacts/03a65a91-0caf-4693-a29a-9b6d54f72a0d 2025/07/03
早春
1
マートゥリーディー派の教説が目から鱗だった。ムスリム当事者でも、この視点を意識することはあまりないのではないだろうか。 p.139〜140「したがって、『不信仰の地』においては、狭義の実定宗教であるイスラーム教を奉じる狭義の『ムスリム』と『非ムスリム』とを区別する境界線は、必ずしも確定的なものではない。…(中略)ムスリムはこの地において、『他者』としてではなく、信仰、、を共有し得る相手として、非ムスリムを見る視点を持つことができる。」2025/04/28
Go Extreme
1
日本:多磨霊園ムスリム墓地 イブラヒム来日 回教政策の活発化 アッラーのほか仏なし アッラー翻訳禁止論 宮内寒弥→中田孝 明治・大正のムハンマド伝 俺の妹がカリフなわけがない 宗教的マイノリティー イスラーム:共生のイスラーム法学 シャリーアー神の審理なる法 マイノリティー法学のローカリゼーション 不信仰の地の神学 マートゥリーディー派 ワールド・イスラミック・ポップ 宗教:行為か信仰か 現代日本の宗教的土壌・イスラーム教理解 経典数義・現生主義的記述 信仰とふるまい 宗教の領域・イスラームの領域2024/07/03
-
- 電子書籍
- 屋敷怪談 竹書房怪談文庫
-
- 電子書籍
- 社長とあんあん【マイクロ】(53) フ…
-
- 電子書籍
- 「いじめ」をめぐる物語 明滅
-
- 電子書籍
- 鋼鉄日記 バンブーコミックス
-
- 電子書籍
- 彷徨う勇者 魔王に花 C★NOVELS