出版社内容情報
なぜジェノサイドを止められないのか?
因縁の歴史を丁寧にさかのぼり占領と抵抗の歴史を読み解く。
獄中で綴られた、圧政と抵抗のパレスチナ現代史。
ガザの決起と、全世界注視の中で続くジェノサイド。
パレスチナの
旗も棺も墓も無く
布一枚で
ガザの地に還る
(重信房子)
解放闘争の主体側からの歴史の証言。
本書は、どこから読んでも良い。興味関心の必要に応じて読みたいところを目次から選んで、パレスチナ中東の歴史と現実に触れることができるように構成されている。
【目次】
第一部 アラブの目覚め――パレスチナ解放闘争へ(1916年~1994年)
第二部 オスロ合意――ジェノサイドに抗して(1994年~2024年)
内容説明
なぜジェノサイドを止められないのか?因縁の歴史を丁寧にさかのぼり占領と抵抗の歴史を読み解く。獄中で綴られた、圧政と抵抗のパレスチナ現代史。ガザの決起と、全世界注視の中で続くジェノサイド。
目次
第1部 アラブの目覚め―パレスチナ解放へ(一九一六~一九九四年)(アラブ民族主義運動とパレスチナ―サイクス・ピコ密約、バルフォア宣言の中で;パレスチナ分割;ナセルのアラブ民族主義とパレスチナ;パレスチナ解放勢力の登場;パレスチナ代表権をめぐる闘い ほか)
第2部 オスロ合意―ジェノサイドに抗して(一九九四~二〇二四年)(「オスロ合意」の現実(一九九四~一九九六年)
パレスチナ民族憲章―改訂へ(一九九六年)
ネタニヤフ登場と和平の破壊(一九九六~一九九八年)
オスロ合意の破綻(~二〇〇〇年)
戦乱の世紀へ―第二次インティファーダの勃発(二〇〇〇~二〇〇三年) ほか)