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内容説明
“古代史最大の謎”とされる銅鐸、日本精神文化の底流を貫くケガレ観。両者を結びつけるのは岩戸神話、その源としての射日・招日神話であった。列島の歴史に深く浸透する神話を紐解くことで、餅やカラスの民俗、大嘗祭などの謎も明らかに。独自の研究に基づく画期的新説により、日本文化史の新たな時代が拓かれる。
目次
第1章 銅鐸―埋められた太陽
第2章 烏勧請の意味とその目的
第3章 餅はケガレの象徴
第4章 境界と銅鐸
第5章 天岩屋戸神話とケガレ忌避観念の発生
終章 柳田国男と網野善彦が提起した疑問について
資料編 銅鐸はどこに埋めたか
著者等紹介
木村成生[キムラシゲオ]
1953年1月生まれ。民俗研究家。元・古書店店主。『散歩の手帖』編集発行人。古書店を営むかたわら、長年にわたり歴史・民俗について独自に研究。2000年より個人誌『散歩の手帖』を発行。野鳥観察の記録・随筆から始まったが、24号より「銅鐸」「烏勧請」などに関する研究成果を発表した。個人誌は30号で休刊となったが、その後も民俗に関する研究を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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