内容説明
「詩」と「言葉」のコラージュ、作家たちの詩的想像力の源泉をたどる。
目次
第一部 詩を読む/詩人を読む(デモクラシーの断片―メルヴィルの『戦争詩篇』を読む;ドライサーと詩―ウォバッシュ川のザリガニと聖母マリアの行く末 ほか)
第二部 詩的風景の向こう側(アウラとしての抒情―カーソン・マッカラーズの『結婚式のメンバー』を読む;フィクションとしての自叙伝に秘められた詩的想像力―シャーウッド・アンダスンの『物語作者の物語』一考察 ほか)
第三部 詩的想像力のポリティクス(テネシー・ウィリアムズの詩的想像力―「キックス」と『欲望という名の電車』をめぐって;弔いなき愛国者の「死」―メルヴィルの『イズレイル・ポッター』における「詩的想像力の正義」 ほか)
第四部 詩人たちのアメリカ(詩人と黒人兵士たち―ポール・ロレンス・ダンバーの時代意識;幸せと贖いのサンドイッチ―詩人カーヴァーと『水と水とが出会うところ』 ほか)
著者等紹介
藤本雅樹[フジモトマサキ]
龍谷大学文学部名誉教授
池末陽子[イケスエヨウコ]
龍谷大学文学部准教授
三宅一平[ミヤケイッペイ]
龍谷大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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