内容説明
著者の妄想に付き合って、一緒にロンドンの街並みを歩いてみる。そこかしこにシェイクスピアの息吹が宿っている。酒場に入って、シェイクスピア劇でどんな会話が展開されていたのか、その「言葉の力」を堪能してみよう!
目次
妄想の始まり
ロンドン橋
樹木
スポーツ
疫病
宿屋
タヴァーン
ワイン
フォールスタフ
エール
芝居とは
バラ戦争
差別
看板
酒場へ
リュート
肉
魚
市民
リコーダー〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
榊原 香織
68
気楽に読める。結構楽しい。1600年頃のロンドンに妄想の中で入り込み彷徨う。 料理や音楽もさり気なく紹介。 シェークスピア劇のセリフがいっぱい出てきて、人生の機微をとらえていてやっぱりいいな、と思う。2024/02/17
kamekichi29
6
シェークスピアの作品の時代にいるという妄想で、ロンドンの街を徘徊しているという設定。シェークスピアのセリフや、その頃の時代背景などを紹介・解説している感じ。 細かく、作品のセリフが出てくるけど、よくこれだけたくさん引用できるなと思ってしまった。セリフなど時代背景とかわかってないと、意味を理解できないかも。シェークスピア作品はいつも、途中で挫折してしまう。。また挑戦してみようと思った。2025/01/18