内容説明
川端をめぐる未来の思考に向けた無数の手がかり。文学活動とその受容のあり方に密接に結びついた映画、テレビドラマ、ラジオドラマ、演劇、舞踊、オペラ、絵画、音楽、マンガ、国語教材、ゲームのキャラクター―
目次
巻頭マンガ「遺書」(清家雪子)
1 アダプテーションによる転生(映画;ドラマ;舞台;美術;音楽;国語教材;キャラクター)
2 実作者と川端文学の“対話”(川端文学と「映画の魔」;映画はヨコになっている原作をタテに起す作業から始まる―「白蛇抄」の場合;永遠のスーパースター 川端康成二踊らされて―台湾・日本国際共同企画川端康成三部作『片腕』『少年』『水品幻想』)
3 紹介編(映画;テレビドラマ;舞台;マンガ;キャラクター)
4 資料編(川端康成アダプテーション関連参考文献一覧;川端康成“転生”作品年表(アダプテーション篇))
著者等紹介
仁平政人[ニヘイマサト]
東北大学大学院文学研究科准教授
原善[ハラゼン]
武蔵野大学元教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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