内容説明
激しく動揺する社会の有様をも詩中に詠み込み、その詩は志を同じくする文人たちへと伝播していく―。文芸に取り組むことが彼らにもたらしたものは一体何か。文人という存在の意味を探る。
目次
幕末の「文人」の姿と菊池・大橋家の人々
第1部 「文人」大橋淡雅の生きた幕末
第2部 菊池教中の文人意識と『澹如詩稿』
第3部 大橋訥庵と攘夷運動と文芸
第4部 菊池・大橋家の女性たちと文芸
菊池・大橋家の人々にとっての文芸の意味
著者等紹介
佐藤温[サトウアツシ]
1980年生まれ。2003年東京大学教養学部超域文化科学科卒業。現在、日本大学経済学部専任講師、博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 衣の民俗事典